今朝の中日新聞、さすがにこの手のニュースは中日新聞の十八番だ。
《図書館利用禁止、逆転で「適法」 名古屋高裁判決、大量借り出しの対応》
https://www.chunichi.co.jp/article/408014
記事によれば岐阜県土岐市立図書館で、1日に100冊を超す本の借り出しを頻繁にやっていたバカ女がいたんだとさ。具体例として、10月5日に閉架本を100冊、13日には153冊を借り出した。
これって図書館のハードユーザーであるワルシャワでも、こんな駆り出し方はしないぞよ。閉架書庫から数冊の本を持ってきてもらうことはある。しかし、100冊を超える本を閉架で探してカウンターまで持ってきてもらう作業は大変だ。それもね、まともな利用者のためならばその労力は厭わないだろうが、こういったバカのための行動は、賽の河原の石積みと同じで、その虚しさたるや尋常ではないだろう。
こんなバカはなかなか居ないけれど、似たようなバカは行政の窓口を始め、いろいろなところに棲息している。
こういう大迷惑な本の借り出しをするバカを土岐市図書館が「無期限の利用禁止」としたのはまことに正しい。こんなバカに関わり合っていたら、他の正常な利用者のサービスが低下するからね。
ところが驚くべきは、このバカが「無期限利用禁止」を不服として訴訟を起こしたのだ。そしてさらに驚くべきは、この訴えを岐阜地方裁判所は認めてしまったのである。大丈夫か、岐阜地裁。まぁ名古屋高裁がまともだったのでバカの請求を棄却してくれた。
土岐市は「女性の対応で多くの時間を割かれ、疲弊した職員ではまともな運営ができない状況だった」と言っている。当然そうだろう。土岐市図書館の司書たちの苦労は大変なことであり、バカのバカな訴えにバカ裁判所がバカ判決を出し、図書館にバカ迷惑をかけたことは、ホントにバカらしいことでした。
まともに生きている人に迷惑がかからないように法令を杓子定規にこねくり回すだけでなく、常識に沿った判決を出せよ。岐阜地裁、バーロー。