許すまじジェノサイド

《鳩山元首相が共産党・志位委員長の外交的ボイコット要求に「大政翼賛会のようだ」と天を仰ぐ》 https://news.yahoo.co.jp/articles/a299ca74474be2fe91a7dc19a54d5d636dbd8c95

 おそらく101代の総理大臣を見渡しても、ここまでの馬鹿はいない。他の追従を許さないレベルの馬鹿ですな。

 この馬鹿は、支那の尻馬にのせられて、北京冬期オリンピックの開会式に出席するだろう。元日本国首相としてね(泣)。朝鮮半島慰安婦像かなんかに土下座をしてみたり、ここまでの馬鹿を野放しにすることは「国辱」と言っていい。北京冬期五輪中は禁足令か何かを出して、日本国内に拘束しておいてほしいぞ。あるいは、元首相という肩書を剥奪してしまう。第93代首相は存在しなかったことにすればいい。そのくらいの処分に値する売国行為をこの人物はしている。

 それにしても第101代の岸田首相もグズチンだ。共産党の志位委員長に「先を越されてどうすんだ!」という話。このオッサン、三河に来た時に街頭演説を聞いたけれど、おもしろくもなんともなかった。相変わらずのノートをかざしての、ワンパターンな演説で、「こりゃだめだ」と思っていたら案の定、グズグズでなにも決められない。そもそも「決断」ということのできない人であって、だから「人の話を聞く」ことで、中途半端なところに落とし込んでいく、典型的な優柔不断な男を絵に描いたような首相ですな。

 昨日の予算委員会高市早苗政調会長の質問に対して「適切な時期にオリンピック・パラリンピックの趣旨・精神など諸般の事情の総合的に勘案し、国益に照らして自ら判断する」と答えている。

 これが答えかい!「適切な時期」「諸般の事情」「総合的に勘案」って、ほぼ何も答えていない。

「年内にもオリンピック・パラリンピックの趣旨・精神に則り私がボイコットについて判断する」

 くらいは言えよ。

 ウイグルのジェノサイドは現実のものとして捉えなければならない。なにしろ、あの香港ですら「暗黒法」でずたずたにされて、民主派の女神の周庭さんですら言葉を奪われてしまった。西側の目に晒されていた香港ですらそうなのである。厚い鉄のベールの向こうのウイグルチベット南モンゴルが香港より自由なわけがなかろうが。

 そのことを口にするのをためらう岸田政権、ついこの間まで親中派の巨魁である林外相を支那詣でに行かせようとしていた岸田政権、そんな政権が信用できますかいな。 本来なら「日本はウイグルの人権問題を解決しない支那には選手団も送らない」と断固たることを言うべきだ。

 岸田首相に総裁選で敗北した親中の河野太郎議員も言っている。

「中国は貿易の最大の相手国。バランスをとって考えていく必要がある。威勢のいいことを言っていればいいとの無責任な声が今増えていることは、大いに懸念しなければいけない」

 似たような発言をしてナチスドイツを放置した政治家たちがいた。その結果が、あの夥しい死屍累々である。すでに東西冷戦の鉄のベールは降りた。あとは経済をベールのこちら側だけで回していく算段をつけるだけのことである。支那、ロシヤなどの専制国家群を除いたって40億人くらいは西側諸国とみていい。40億人って、大阪万博の後くらいの世界の人口と同じである。つまりそのころはその人口で世界経済が成立していた。やってやれないことはない。今、この21世紀のナチスドイツのような国家群に与する必要などまったくないのだ。

 今すぐに、日本が先頭に立って北京冬期五輪ボイコットを表明せよ。