総裁選点描

岸田文雄氏、「報ステ」で野田聖子氏に外交安全保障政策を質問「中国に対してどういうスタンスで対応?」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5082a0b6ef64d7db5993e05259ca758f770d7e

 親中派のドンである二階べったりの野田候補に対して、岸田候補の放った鋭い矢。

 野田候補の言い分を引きながら文句をつけていこう。

《野田氏は「日本は近隣諸国との衝突を避けなきゃいけないっていう努力をしなければいけない」と述べた上で、平和主義を守り抜かなければいけないことを強調した。》

 おいおい、「近隣諸国との衝突を避ける」と言っているけど、衝突から逃げてばかりでは何の解決にもつながらない。野田氏の二階のオヤビンは、強いパイプを支那共産党に持っていると言われながら、ここ10年以上、何の役にも立っていませんよね。だから日本は支那との衝突を避け、ずっと後退し続けているだけだ。それをもって「衝突を避ける努力」というのであれば間違っていると言わざるを得ない。

《大切なことは触発しない、相手に言い訳を作らないような距離感が外交であると思っています。》

 おいお~い、尖閣についても触らずにきたからこの体たらくになっている。大切なことは触発しろよ。

《そういった意味では中国とは経済的に深く関わりがあるし…。ただ今、現在は米中の問題がありますから、ミサイル等も中国は軍事費を重ねる中で短距離、中距離とどんどん数も距離も伸ばしている中で、私たちがやるべきことは米中を対立させるのではなくて、双方に足がかりがある国として賢い交渉役として収めていく。そういう行司役を買って出る必要もあるんだろう、そうするべきなんだと私は思っています》

 支那が軍事費を増大させ、短距離・中距離ミサイルを装備拡大させている。これって、日本はすべて射程距離に入っていることを置いて話しているんじゃないぞ。アメリカ本土には届かないが、日本全土を焦土にするだけの力を持っている。それに対して日本は「いかんのい~」と言っているだけでなんの手も打てない。

 

 アメリカと支那の問題ではなく、日本と支那の問題であるという当事者意識を持たないと首相は無理ではないでしょうか。