斗筲の人、何ぞ算うるに足らんや

 今日の朝日新聞「総合4」面が笑える。バカのオンパレードなのだ。

いくつものニュースが並んでいるのだが、右肩が《自民推進派100人超で議運 選択制夫婦別姓を議論》とある。自民党のマヌケ議員でつくる「選択制夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」なるものが、設立総会を開いたんだとさ。嗚呼唖、保守の自民党議員が、これほど軽くなっているとは、日本国の文化、歴史、伝統、国民性をまったく知らない阿呆ばかりである。記事を引く。

《会長の浜田靖一元防衛相》《野田聖子幹事長代行や岸田文雄政調会長河村建夫官房長官岩屋毅元防衛相》などが呼びかけ人。

 このアホ会の設立趣意書に「全ての人々がその能力を思う存分発揮できる社会を実現させるために、改氏による不便や不利益を早急に解消しなければならない」とあるが、すでに旧姓使用は社会のかなり広い部分で認められており、基本的に「別姓」は一般的になっている。さらに根幹の戸籍制度を変えてしまうと、それに伴う関連事務というものは何千とあって、それは膨大な量となっていく。そんな無駄なことをしなくても、「夫婦別姓」は、旧姓使用で満たされているのだから、余分なことをする必要がない。アホの野党(与党も野党もアホばっかりだな)が、パフォーマンスでやっていることに、アホの与党が乗せられてんじゃないぞ。

 ワシャは「夫婦別姓」に一言持っているものである。しかし、語り出すと長くなるので、次のバカに移る。

 

同性婚求め緊急集会 最多の与野党39人 自民も》の見出しが躍る。記事中にもあるが、《立憲民主、共産、社民の3党は同性婚を可能にする民法改正案を提出している》のだ。この3党が名前を連ねるだけで、胡散臭くないですか?法案改正の内容よりも、この連中が「是」としているということは、「国壊し」の手段のひとつだな・・・と思えてしまう。

 

 真ん中あたりに自民党竹下亘元総務会長の記事がある。

《「9時までなんて言わない 酒ダメ」竹下氏、派閥内にクギ》

 おひおひ~、不良高校生に説教垂れているんとちゃいまっせ。

「間違っても酒飲みになんて行ってはダメだ」

「酒飲んで、遅くまでやって、見つかったら退学ですよ。それくらい自己規律を守って欲しいとの思いを込めて言った」

 あんたの派閥の構成議員は、バカばっかりだと言っているようなもの。泣ける。

 

《新疆「懸念」巡り中国が日本批判》

 加藤官房長官ウイグルジェノサイドに「懸念」を示したことに、支那の報道官が反応した。

「日本側は歴史を直視し反省すべきだ。日中戦争で日本軍は3500万人超の民衆を死傷させた。日本のウイグルへの懸念は虚偽の情報に基づいているが、日本が支那とアジアの隣国で行った犯罪行為は歴史的事実だ」

 まぁ支那共産党プロパガンダで喚いているだけのことで、内容には必ず嘘が混じっていることは先刻承知の介。白髪三千丈とはよく言ったもので、米軍にボコボコにやられ、原爆を落とされ、空襲で全土を焼かれても、300万人の死者数である。負傷者を含めれば当然数字は上がるけれども、それでも3500万人には到底及ばない。数字的な根拠を示してからモノを言えよ。

 日本が支那やアジアの隣国で行ったのは「戦闘行為」であり「犯罪行為」ではない。証拠も示さず、よく恥ずかしげもなく発信ができるね。まぁ共産党に従わないと銃殺されてしまう体制だから仕方がないのかもしれない。

 

 題の「斗筲(としょう)の人、何ぞ算(かぞ)うるに足らんや」は、『論語』から。斗筲とは「器量の小さい」ということで、孔子が弟子から「最近政治を行っている人々はどうですか?」と問われて、こう答えた。

 ううむ、2500年前から、政治家というのはバカばっかりということなのか(呆然)。