四字熟語

天声人語」くんがまたやってくれた。今朝のである。住友生命が募集した「創作四字熟語」の入賞作を使ってコラムを1本仕込むという、要は他人の褌で相撲を取るというとんでもない手抜きをやらかした。この「手」を恥も外聞もなくよく使う。今朝がまさにそれ(笑)。13個の「創作四字熟語」を引いて、もうそれだけで「」も含めて78文字。「創作四字熟語」の説明で45文字使っているので、何も考えることなく600字中の120字(2割)を埋めてしまった。

 文章の構成もとても楽ちんだ。そもそも2020年の世相を反映した「創作四字熟語」だから、それぞれが連関している。大賞、優秀賞10編のうち9編がコロナ関連である。入選40編も半分以上がコロナネタであった。これに菅新首相の誕生や、「鬼滅の刃」などをからめれば2020年の世相は押さえられる。おそらく13個を選び出し、並べて、あとはそれぞれの「四字熟語」が意味を持っているので、それを丸写しして解説文を加えるだけ。ものの30分とかかるまい。

 仮にも天下の朝日新聞紙なのだから、こんな安易な引用コラムに逃げてはいけない。この程度のコラムならワシャでも40分で書ける。小学生のレベルと言ってもいい。こんな駄文を「教養を高めるために書き写しましょう」と、どの口が言っているのか!

 

 今日は「天声人語」よりもその下の広告がおもしろかった。書籍の広告が8枠並んでいるのだが、右から2つ目が「旬報社」の枠で、2冊の本が宣伝されていた。1冊は『竹中平蔵への退場勧告』・・・「退場勧告」?なんだか記憶にある四字熟語だなぁ。誰かが好んで使うタイトル四字熟語のような・・・と思って小さな小さな著者名を確認すると「笑佐高信」さんであった。やっぱり~(笑)。

 その並びが驚愕の1冊だった。『武健一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』で、推薦者が「笑鎌田慧」「香山リカ」「笑佐高信」のお三方。

「武健一氏」、関西生コン支部委員長で、衆議院辻元清美議員が「おとーちゃん」と慕う活動家というか総会屋のような人でしたっけ?

 ううむ、「佐高信氏」の本はなんの興味もないけれど、「武健一氏」の本は、中身はないと思うけれど、ちょいと読んでみたい。しかし、ヘンな本に1500円も使うのは「側溝金捨」のようなものなので、図書館にリクエストしておこうかなぁ。

 その横が創藝社の枠で『二階俊博 力の源泉』、その左が白揚社で『空気と人類』、そのまた左がブックマン社で『安楽死特区』と並ぶ。

 小さい文字は読みづらいので、大きな文字ばかり追っていくと「二階幹事長、空気を読んで、人類のために、政治的安楽死を」と読んでしまった。

 そしてさらにその左の左が飛鳥新社の『絶望名言』で、ちゃんと四字熟語で締めてくれたのであった。

 朝日新聞が「天声人語」から記事下広告の「絶望名言」まで、実は総合的に演出しているとしたら、これは目を見張るほどの才能と言っていいけれど、そんなことは太陽が西から昇ってもありえない(笑)。