異国からの来訪者

 昨日の「日刊現代」にこんな記事があった。

《大相撲11月場所は瞬間最高視聴率24.3%!モンゴル2横綱休場でも人気のナゼ》

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b17c479d43b46c17b6857729b022fbd37f8ad02

 要は、「白鵬鶴竜がいなくてもいいんじゃね?」と言っている。

 ワシャはこの日記で何度も繰り返し言ってきた。土俵態度の悪い、相撲界のトップとして自覚のないバカはいらないのである。

 実際にそれはワシャの独りよがりではなかった。横綱不在でも24.3%の視聴率が取れればまったく問題ない。

 そのあたりを大相撲リポーターがこう解説してくれている。

「高視聴率の理由ははっきりしています。白鵬鶴竜が出てないからですよ。コロナ禍前の今年初場所も好調だったんですが、この時も2横綱は中盤から途中休場でした。これに比べて、3月春場所は千秋楽に2横綱がぶつかり、白鵬が優勝したら、視聴率は12・3%と14日目に比べて3ポイント近くも急落しました。肘打ちのような汚い手を使ってでも勝とうとし、負けが込むとすぐ休場で逃げるモンゴル横綱に、相撲好きほどウンザリしているんです。彼らが出ないなら、テレビ観戦しようかなとなるんでしょうね」

 仰るとおり。鶴竜はともかくも、白鵬が出ないと知ると俄然大相撲が観たくなる。もう大相撲にドヤ顔で、卑劣な手を使って勝ちにくる横綱はいらない。

 でもね、これは白鵬が外つ国からの来訪者であるから言っているのではない。ワシャは旭天鵬というモンゴル出身の力士が大好きだったし、武蔵丸(ハワイ出身)も贔屓にしていた。白鵬が外国人だから嫌っているということではない。そのことについては強く言っておく。

 

 それはそれとして、外国からの来訪者には、このところ目に余ることが多くなってきている。昨日のことだ。ある大型ショッピングセンターに行って買い物をしていた。ワシャの前を、父母と娘の親子3人連れが歩いている。女の子がどうだろう、10歳くらいかなぁ。大きなボールを床に打ち付けて遊んでいるんだ。鞠つきのようなことなのだが、かなり乱暴にボールを打っていた。そのボールは時おりヘンな角度で飛び、周辺の陳列物に当たってしまう。親子は、まったくの外国語で話している。だから、ワシャには何を言っているのかさっぱり理解できないけれど、女の子の鞠つきはいつまで経っても終わらないので、そのことを注意しているようでもない。

 その親子の脇を静かに横を通り抜けようとしたところ、子供のボールがワシャに当たった。別にゴムボールなんで当たってもいたくないから何も言わずに通り過ぎようと思った。しかし、運の悪いことにワシャが咳をしてしまった「ホーン!」というより「ハーッ!」に近かったか(笑)。

 女の子はあわててボールを手にすると父親の向う側に回りこんでしまった。その後、「▼◇●@##&%△■◎A#%$▽!」と夫婦そろってなにかを口にしたけれど、申しわけない。ワシャはあなたたちの言語を知らないので、なにを言っているのか全くわかりまへ~ん。

 ワシャは外国人だから厳しい対応をしているのではない。これが日本人でも同様の対応をする。

 2日前である。市内の図書館の子供のフロアで、10歳くらいのその妹といったかんじの女の子がエスカレーター前で話をしていた。

「#▼◇@●@%#&%=△◎X#★%$▽!」

 子供たちも外国人のコミュニティーの中で過ごせばこれは日本語など堪能にはなるまいよ。日本語が解らなければ、日本文化にも日本歴史にも通暁することができずに、自分たちの文化、アイデンティティを固めたまま日本に定着をしてしまう。

 残念ながら日本はそれほど広くない。日本語を話し、日本文化を愛し、日本の歴史を知り、その上で日本の利便を享受してもらうことになんら異論はないが、そうではなく自分体のコミュニティーをしっかり築き上げ国内に城壁のない城を造るというのであれば、ワシャは1ミリも外国人を理解するものではないと言っておく。

 西三河自治体の窓口には外国人があふれている。喫煙禁止の駐輪場で煙草を吸っていたのも南米系の女性だった。歩道を占拠していたのはやはり南米系の男女のグループだったし、夕方、工場のほうから自転車で走ってくるのは、すべて東南アジア系の男である。20人ぐらいの集団である時もあって、女子高校生は自転車を降りて、彼らが行き過ぎるのを待っている。このところブックオフにも外国人が増えてきている。ブックオフが古本屋だった時は、外国の人はいなかったが、今はおもちゃを扱うようになって、外人が激増している。

 白鵬だって鶴竜だって、少なくとも日本文化の相撲に馴染もうとして努力してくれている。彼らは日本語だって堪能だ。彼らが帰化して日本人になることを、まったく問題視する気はない。

 しかし、日本に溶け込むのではなく、日本に自分たちのコミュニティーをつくろうとすることには反対だ。日本語を話す気がないのなら、さっさと母国に帰すべきだと思う。

 田舎だが、トヨタ系列の工場の多い西三河には、安い労働力である外人が多数入り込んでいる。もうすでに豊田市の保見では外国人コミュニティが出来上がってしまっているし、知立団地でもそうだ。そろそろ歯止めを掛けないと、やがて西三河は外国人コミュニティがあちこちにできて、日本人が外国人に遠慮しながら生活を強いられることになるだろう。これは予言と思ってもらっていい。