大臣の品格

 最後まで笑わせてくれてありがとう。

《47都道府県で「ほら吹いた」 新旧引き継ぎ式 北村前担当相》

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d3630c336a9a22687620e19e31d6a5a20f4fd59

「ほら吹いた」って言っちゃだめでしょ。ホントバカなんだから。

 近所のオッサンならいいですよ、豪快でおもしろいオッサンですな・・・で、お終いなのだが、こいつが国家議員、それも大臣様まで登り詰めた御方なのである。江戸時代で言えばそれなりの藩のお殿様だ。ただしバカ殿ですけど。

 

 ワシャは人相を見るものである。ただし顔の造作の良し悪しなどどうでもいい。間四角な車寅次郎でも、海坊主のような悪相の神田大雅堂のオヤジでも、実はいい顔をしている。かたや色男でも薄っぺらいマネキンのような顔しか持たないものもいる。

 要は、その顔の中に、毅然としたものがあるか?風格が備わっているか?気品が漂っているか?意志がにじみ出ているか?歴史が宿っているか?ということなのである。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d3630c336a9a22687620e19e31d6a5a20f4fd59/images/000

 北村前大臣の、この御満悦な顔をご覧くだされ。残念ながら虫のような顔になっている。73年、顔を培ってこなかった末に完成した貧相顔だね。こういった陣笠大臣がいなくなっただけでも、今回の組閣は正解と言っていい。

 後任の坂本大臣は「地方創生を大いに宣伝してきたと、北村前大臣なりの言葉で言われたんだろう」とかばっている。「本人なりの言葉」なんだろうけど、舌足らずも極まれり。そしてさらにこうフォローしている。「人柄をよく知っているのでそう違和感は感じなかった。こういう受け止め方もあるのかなと感じた」と。

 人の柄がこの程度なので、こういう言い方をするんだな・・・と見識のある新大臣は助け船を出している。しかし、本人がそのことをどの程度まともに受け止めているかは不明である。

 まぁ大臣をやっていた時期の失言を含めて、年齢を考え合わせれば、次は出ないほうがいい。この人も県会議員上がりなのだ、これは永田町でも有名な話として、県議上がりはモノが悪いと言われている。もちろんそうでない方もいる。小野寺五典氏のような議員もいるので一概には言えないが、傾向としてそういうヘタレが多いのも確かである。

 

 もうひとつ言わせてもらうと、襟にピンバッチをベタベタつけるのもセンスがない。前大臣、上記の写真では5つをラペルに付けている。これではうるさ過ぎる。

 先日、プライムニュースに出ていた片山さつき氏も襟元に4つ5つ並べて付けている。この人、ヘアースタイルから衣裳まで、金は使っているんだけどセンスはないねぇ。

 とは言え、最近、髪の毛が軽くなった。一時期は妖怪「おとろし」のように髪を振り乱していたが、先日のプライムニュースでは、まぁ許容範囲に収まっている。がんばってね(笑)。