まだ続く選挙関連の話 その1

【千葉法務大臣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100714-00000002-kana-l14
 う〜む、続投するとは……悲しい。
【投票所の人々】
 ワシャは、投票所にやってくる人々をウォッチングするのが好きだ。だから、投票を済ませた後も、投票所に出入りする人の見える場所で、しばし読書などをしながら寛ぐことにしている。
 今回は投票している最中に貴重なバカに遭遇した。
 50がらみ、ジャージにTシャツ姿の小太りなオッサンだ。近所の投票所とはいえ、膝の出たジャージによれたTシャツは人前に出る格好ではなかろう。
 このオッサンが受付で大声を上げた。ちょうどワシャが受付の方向に背を向けて参議院比例区の投票用紙に記載していた最中だったので、冒頭の経緯はわからない。ただ、オッサンが意味不明なことを喚いている。受付は若い人ばかりだったので、そのオッサンの対応に苦慮している。そのうちにも後から後から投票をする人が会場内に入ってくる。状況を見ていた管理者が動いた。オッサンを投票の列から外して、後続の投票者に迷惑がかからないように部屋の隅に連れて行って二人で何事かを話しはじめた。
 時折、オッサンの「オヨー!」「チェパー!」「フンガー!」という奇声が響くが、管理者は冷静に何事かを諭している。少しするとオッサンは憤慨した様子を見せながら、受付へ行って投票用紙を引っ手繰るように受け取って、投票用紙記載所でこっちに背を向けて「ゴンガラグルルル……」と呟きながら記載している。このオッサン、本当に人類かいな、だんだん宇宙人に見えてきましたぞ。普通、人間は「ゴンガラグルルル」なんていう言葉は発しない。一般の投票者に抜かれながら、それでも選挙区、比例区と投票を済ませて管理者の待つ入口あたりにのっしのっしと戻ってきた。宇宙人ではなく熊かいな。
(下に続く)