似非

 このいかがわしさはいかばかりであろうか。

アイヌの先住権確認で初の提訴 札幌地裁 サケ捕獲の法規制巡り》

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a588e5145a12793be378bcdd95e26f88916cbbb

《北海道浦幌町アイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」が17日、生活のために河川でサケをとることは「先住民族の権利に関する国連宣言」が認める先住権に当たるとして、サケ漁を禁じる法や道規則が適用されないことの確認を国と道に求め、札幌地裁に提訴した。アイヌが先住権の確認を求める訴訟は初めて。》

 アイヌが同化して長い時間が経過している。明治期には確かにアイヌは存在したが、現在、アイヌとして生活をしている民は消滅したと言ってもいい。

 先月、「ウポポイ」

https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1265065.html

という胡散臭い施設がオープンした。並べられたアイヌ文化と称するものには、明らかに「嘘」が混じっていた。

アイヌ先住民族だった」と主張する連中の中には、「チベット」や「ウイグル」への弾圧、民族浄化との相対化を謀ろうとする支那の思惑が強くはたらいている。

 今さら、北海道の川でサケ漁を「アイヌを称する我々だけに認めよ!」と叫ぶのは、日本国内で朝鮮人の特権を認めてきてしまった戦後の暗黒歴史の繰り返しでしかない。

 

 日本国民は、日本の国土に根付いている日本を愛する人で構成されている。日本人は元をたどれば、大陸からの帰化人であったり、南方からの漂流民であったりする。それを主張して、他の日本人と違う特権を得ることにどれほどの価値があるだろう。

 21世紀の日本人として、他の日本人と同じ権利を保障してもらえれば、それでいいのではないか。ことさら「サケをとる権利」などを得ることが、民族のアイデンティティとも思われる。

 

 気をつけなければいけないのは、こういった「民族」を振りかざす者どもの背後には、民族問題でその国を弱体化させようとする工作員が多数存在することである。

 静かに融和していたものを、あえて切り分けようとする。そして、対立構造を造り上げて、亀裂を拡大する。

 繰り返すが、それは支那が現実にやっている暴挙の相対化のための工作であり、将来的な日本侵略の橋頭保を築くことが目的と言える。

 ヤマトでもアイヌでも帰化人でも、日本人は穏やかに融合してきた。「エセ」にご用心。