反省という虚構

 朝刊をくつろげている。2面を見て違和感を抱いた。まぁ朝日新聞を読んでいて違和感を持たない日はないけどね(笑)。
「ひと」というコーナーで、支那人の班忠義氏を取り上げている。べつにどこの国の人にスポットを当ててもいいんだけれど、またこの人が強い色を持つ御仁であり、それを朝日新聞があえて2面の人に持ってくるのかぁ……と若干哀しくなった。
「ひと」コーナーは以前に、震災現場で働くニセ医者を登場させて大ボケをかましている前科がある。ホント、朝日新聞、大丈夫かいな。

 班忠義氏、日本軍兵士に強姦された支那中国人女性にスポットを当てたドキュメント映画(?)を製作して、世界で日本軍の悪行を喧伝している人である。1992年に29歳で来日して、記事の中では「集会」としか書いていないので特定は難しいが、そこで《旧日本軍から性暴力を受けたという中国人女性の証言を聞》き、支援活動を始めることになったんだとさ。《「太陽がほしい」。日中戦争中、真っ暗な部屋に監禁されて旧日本軍兵士に強姦された中国人女性が発した言葉だ。監督として、そんなタイトルのドキュメンタリーを撮り、戦時の性暴力被害を受けた彼女たちの人生を描いた》のだそうな。
 こんな映像はドキュメンタリー映画ではない。日本を貶めるための完全なプロパガンダ映画ですよね。そもそもだ、「捏造慰安婦」の問題については、吉田清治という大嘘つきのファンタジー朝日新聞が広めたことで、朝鮮半島反日勢力に利用され、日本人の尊厳を貶められてきたものである。その朝日新聞が記事の「捏造」を認めて謝罪し、社長が辞任までしたのは、ついこの間のことだったよね。その舌の根も乾かないうちに班氏のご登場ですか(笑)。
 班氏の書いた『太陽がほしい』の副題が『「慰安婦」とよばれた中国女性たちの人生の記録』である。吉田清治のウソ本や朝日新聞反日工作がなければ、この世に存在していない反日本である。そしてその本に特別寄稿しているのが、「かつての侵略戦争を反省し、慰安婦問題を解決していくことが、日本人の新たな自信と誇りにつながる」と声高に叫んでいる歴史学者、悪名高い「日本軍性奴隷制を裁く2000年女性国際戦犯法廷」を主宰した歴史社会学者、憲法改正に反対する「九条の会」の事務局長など、そうそうたる色付きの皆さんが並んでおられる。
 500文字足らずの「ひと」欄ひとつを取り上げても、朝日新聞が捏造記事についてまったく反省しておらず、相変わらず手を替え品を替えて、日本人を間違った方向に誘導しようとしている。支那朝鮮半島反日勢力に力を貸して、日本人の誇りを棄損することばかり続けている。

 兵士が戦場で強姦することはいけない。しかし極限状態の戦場では起こりうる現実でもある。それは、ベトナムの韓国兵、満洲のロシヤ兵、ヨーロッパ戦線でも、局地的な戦争においても、悲しいが頻発する犯罪なのである。日本軍よりさら綱紀のゆるい支那兵の強姦事件など、表に出ていないだけで日本軍の比ではあるまい。
 それをことさらに日本軍だけを、それも証拠のない被害者と名乗る人物の証言だけで論うのは明らかにおかしい。

 それをニュース性もないのに、事々しく取り上げる朝日新聞も怪しい。捏造問題については、まったく反省していないね。