あいちトリエンナーレ続報

 キーワードは「チュチェ思想」だった。もちろん皆さんは「チュチェ思想」をご存じだと思うが、ちょいと百科事典的解説を加えると、「北朝鮮の指導的政党である朝鮮労働党の指針であり、金王朝の独裁を正当化する思想」ですな。

 これが今や韓国に、そして日本に蔓延しつつある。そのあたりは月刊『Hanada』1月号に、ジャーナリストの篠原常一郎氏が寄稿しているので、詳細を知りたい方はそちらをご覧くだされ。

 その篠原さんのからの情報である。「あいちトリエンナーレ」の陰に「チュチェ思想」を信奉する人物、団体の強い関わりが露わになった。「表現の不自由展・その後」の実行委員会メンバーに「岡本有佳」という人物がいた。どういう人なのか、あまり情報もなかったのだが、最近、この人の情報が出てきたのである。

 金王朝の正当性を主張するチュチェ思想にどっぷりと染まった朴元淳ソウル市長、反日政治家でもある朴市長が日本事務所を開設しているのだが、そこの腹心が岡本有佳という人物であった。もう、「表現の不自由展・その後」は北朝鮮金王朝に直結じゃん(泣)。その他の実行委員の顔ぶれを並べても「反日」「親北朝鮮」「共産主義」「全体主義」の巣窟のようですね。人のいい大村知事は、すっかり「チュチェ思想」集団に騙されたというお粗末。

 こんなのに、日本人の血税が吸い取られているとは。そしてその一部が金王朝への貢として贈られているとしたら・・・。どう考えても、河村名古屋市長の言っていることが正しいというか、当たり前ではないか。

 

「表現の不自由展・その後」の中止・再開を巡って、ワシャはワシャの仲間とも議論をしてきた。編集者やライターは「表現の自由は侵してはならない」と主張した。もちろんワシャも「表現の自由」は絶対だと思っている。しかし、この展示会には、きな臭い血なまぐさい胡散臭い腐臭のようなものを嗅いでいたのだ。だから、単に宴席のその場の話題として反論したのではない。その証拠に、この日記にも20数日にわたって書いてきた。

 愛知県でやってしまった「表現の不自由展・その後」は「北朝鮮」シンパによる政治的プロパガンダに他ならない。それを許してしまった愛知県民は大馬鹿だった。もちろんワシャも愛知県民の一人であるから大馬鹿のそしりは甘んじて受けよう。なんと腐ったイベントを実行してしまったことか。

 横田めぐみさんを初めとする拉致被害者の皆さんに申し訳が立たない。

 

 さらに篠原さんの受け売りで言っておくと、沖縄の辺野古の問題も、北海道のアイヌ新法についても、この「チュチェ思想」を信奉する連中が裏で暗躍している。というか表だって蠢いている。もうひとつ言えば、川崎市の「ヘイトスピーチ禁止条例」にも背後に「チュチェ思想信奉者」の動きがある。これは日本人が外国人(主として朝鮮半島出身者)に差別的言動を投げかけると罰金50万円で、外国人(主として朝鮮半島出身者)が日本人に差別的言動を投げかけても罪に問われないという偏向条例なのである。

 社会党の党首だった土井たか子は、北朝鮮渡航して金日成と歓談している。土井党首がどういう思想を持っていたかは、今さら言うまでもないが、彼女たちの仲間が横田めぐみさんたちの日本への帰国を阻んだことは間違いなく、その延長線上に社会党の流れをくむ政治屋たちが存在している。

 今や、あらゆるところに「チュチェ思想信奉者」がもぐり込んでいる。そしてそれらに踊らされる「デュープス」たちが、日本に不利なことを次々に進めていこうとしている。「辺野古」しかり、北海道の土地買収しかり。日本人よ、しっかりと目を開いて、現実を見てくれ。