う〜ん

 ノーベル文学賞はイギリスの小説家であるカズオ・イシグロ氏に決定した。村上春樹さんはやっぱりダメだったか。運がないのか。
 カズオ・イシグロ氏の作品は何冊かあったはずだ。

(書庫を探し中)

日の名残り』は確か買ったと思ったけれど、見つからない。そのかわり『わたしたちが孤児だったころ』(早川書房)が出てきた。これは読んだ記憶がない。買っただけで積ン読になっちゃったんだろうか。まぁいいや、あったんだから取りあえず読もうっと。

 それはさておき、総選挙である。12区の重徳和彦氏は、無所属で出馬することになった。ワシャはこの人物を評価している。東大法学部、総務省キャリアというエリートだったが、学があってもバカじゃない。優秀な政治家に成長していくものと期待している。
 しかしである。運がない。これはけっこう重要で、最初は愛知県知事を目指した。選に出たときには、お笑い二人組のタッグチームと全面対決をして、お笑いコンビに敗れた。その後、維新に移って代議士となり、このまま行くのかと思ったが、維新の内部分裂で政党名が大阪維新となって、さすがに愛知県の代議士が「大阪」を冠しては戦えず、民進という泥船に乗った。やがて泥船は沈没し、次が鬼謀の党だが、同じ選挙区内に比例4期の中根康浩氏がいることから、希望は中根氏を公認し、重徳氏は無所属で戦うことになった。中根氏は重徳氏の支援にまわるようだが、やはり無所属は不利だ。重徳氏、また維新に戻れないものだろうか。とにかくこういった人材を失ってしまうのは愛知にとってマイナスだ。知事も市長もアホばっかりだから(どこのとは言いませんよ・笑)、せめて衆議院議員にはもののいい人にいてほしい。
 総務相の時に妖怪に厳しいことを言っちゃったのかなぁ。妖怪たちはけっこう根に持つから、その祟りかもしれぬ。

 なんにしても運を味方につけるのも政治家の大切な資質である。がんばってね。