いつまで眠っているのか

《次は「日本列島を超えて太平洋」? 北ミサイル 対米本土攻撃想定》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000500-san-kr
 NHKのニュースを見ていても日本の報道のぬるさはいかばかりであろうか。室蘭市からの映像で、火の玉が雲を突き抜けて落下していくのが見えている。日本の国内からミサイルの落下が確認できたのである。これを見て皆さん、そんなに落ち着いていていいんですか?
「対米本土攻撃想定」などどうでもいい。ワシャはジャパンファーストなので、日本が北朝鮮の脅威にさらされていることのほうが重要だ。
 いいですか。北のミサイルが落下するところが室蘭市から見えるのですよ。そのミサイルに核が搭載されていれば、当然のことながら落下と同時に爆発も見ることが出来たのかも知れない。「風の谷のナウシカ」で、巨神兵が放つエネルギーで、遠い地平に大爆発が起きたでしょ。あれと同じ禍々しい炎の実験が、日本人の視野に入る中で行われている。そういうことだとワシャは確信している。
 ならばどうしたらいいか。もちろん、戦うしかないでしょ。戦うといっても戦争をするわけじゃない。北が発射したミサイルをことごとく撃ち落す。その技術を国民総力を挙げて開発するということに尽きる。そのために夜間、曇天で朝鮮半島を監視警戒できる高精度の衛星を急ぎ製造しなければならない。発見したならばそこを一気に破壊する攻撃力を備える。ワシャはこれを「モグラ叩きオペレーション」と命名する。何本のミサイルがどこから上がろうがすべて叩き落とす。それが日本向けなのかアメリカ向けなのか、はたまた支那中国向けなのかは関係ない。動き始めたら落とす。針の穴を通すような職人技ではあるが、単純な仕組みなのである。
 もちろん今現在そんな技術はどこにもない。だが日本が国力を注いで開発すれば、できない話ではないと思う。
「そんなことやっている暇があったら話し合いで解決するべきでしょ」
 田嶋陽子あたりが言いそうなことである。そんなことをしていたから北朝鮮という政治的に極めて貧しい国が核兵器を持つに至っている。もうバカの言うことに耳を傾けてはダメだ。言葉のみに頼るだけでは「平和」は守ることはできない。

 モグラ叩きオペレーションはおそらく世界の紛争地帯でその効果を発揮する。撃ったミサイルを全て無力化できるのだから、世界各国がこぞって買い付けにくるだろう。軍需産業としても大きなシェアを持つことになる。いやいや核兵器を無力化することになるので平和産業と言っていい。21世紀後半の日本の基幹産業になるかもしれない。
 荒唐無稽な話である。だが、暴走国家が「核攻撃するぞ」と脅してくる現実は眼に前にある。どうする眠れる日本人。