《＜豊田衆院議員＞暴言「高速逆走が原因」》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000068-mai-pol
豊田議員、「秘書に罵詈雑言を浴びせたのは、秘書が高速道路を逆走したため」と言っているそうな。録音の音声を聴くと、秘書が作為的に誘導していることも理解できるが、二つ併せても、豊田議員の悪口は許されるものではない。
《パワハラ豊田真由子議員、桜蔭・東大の同級生が語る秘密「精神的DVを受けていた」》
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170627-00010009-jprime-soci&p=2
どんな理由があるにせよ、言ってはいけないことは言ってはいけないし、とくに政治家は裏と表が違うと思われている。そもそも本音と建前を使い分けるのが政治だから裏表があっていいんだけど、今日日はマスコミやクレーマーが五月蠅いのでそのあたりは繊細に演じ分けないとね。
でも、やっぱり「裏表がない人」が好かれるし、梅雨の合間の空のようにカラリと晴れた人物が格好いい。坂本龍馬の人気が高いのもそういったキャラクターゆえでしょ。
残念ながら、豊田議員の場合は、裏の顔をおもいきり見せてしまった。そうなると悪いイメージを払拭するのは並大抵ではない。心の底から政治家をめざし、国家のために働きたいと望むのならば、ここは一度舞台から降りて、捲土重来を期したほうがいいと思う。それが一番近道ではないだろうか。
入院とか言い訳とか、小手先の姑息な取り繕いでは修復は不可能だ。あるいは「パワハラ真由子」という名でぶち切れを売りにした芸人になるのも一興である。お仲間の上西小百合議員もバラエティで芸人に混じってキャラを立てようと必死である。そのぐらいしないと復権は難しいと思う。
《小池氏勢力過半数の勢い＝自民、逆風で苦戦―都議選終盤情勢》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170628-00000051-jij-pol
北朝鮮にすり寄っていた土井たか子が「山が動いた」と言ったときにいろいろと変なのが国会議員になったものである。小泉旋風が吹き荒れたときも「小泉チルドレン」と呼ばれた集団があった。これもモノの悪いのがいっぱい混じり込んでその後の整理整頓に時間がかかったよね。杉村太蔵氏とか井脇ノブ子氏が当選したのもこのころだ。名古屋の地域政党の議席が伸びたときも、ポルシェ市議なんてのが登場した。民主が大勝ちした2009年の総選挙も同様で、ガソリーヌとか山尾志桜里とか愛知７区の民進党議員とか（笑）が闊歩するようになった。
安倍首相にフォローの突風が吹いたときに、豊田議員とか中川議員とかが政界入りをしたわけで、とかく大きく陣容が動くときにはまがい物が多数混入しがちだ。そういう意味からも東京都議会選挙の結果が心配である。
クソ、何度、同じことを繰り返せばわかるのだろう。
「クソ」は品がなかった。「〇〇」と伏字にしておけばよかった。
