愚者と賢者と

《国民民主党、61人参加の意向 衆院野党第2党に》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00000006-asahi-pol
 また・・・である。短期間にこの離合集散はいかがなものか。こいつらの頭の中には、選挙に勝つということしかないのだろう。選挙に勝ってその先にすべきことある。それを自分にとって得なことばかり考えているから、うろうろするのである。節操がなさすぎる。
 かの吉田松陰も言っている。「志士は死士なり」と。政治を志したのなら、道義を通すためならどんな状況に陥っても、覚悟をもって生きることである。己の志を貫くことである。そのために(政治的に)死ぬことは本望ではないか。希望でも、民進でも、国民民主でもいいけれど、己の命脈を保つためだけに、節操ない変節ばかり繰り返していると、いつか国民に見放されるぞ。
 やっぱり玉木雄一郎などという偏差値バカをトップにいただいては、まともな政党になるはずもなかった。参議院議員のダイビング小西も東大ご卒業、米山援交知事も東京大学福島瑞穂山尾志桜里豊田真由子も、みんなそろって東大ご卒業なのだが、全員まとめて何かが足りない。「死士」となる覚悟が足りないのである。覚悟のない人間は、いかに高学歴であろうとも、「本当に恥ずかしいことである」これも吉田松陰が言っている。

 4月21日に「天声人語」の劣化と偏差値バカの話を書いた。その続報である。このバカは考えもせずにツイートして、過去に自分自身が一国の首相に対して「国民の敵!」と吠えたことを忘れて、自衛官にいちゃもんを付け出す。「国民の敵!」っていうのは、この偏差値バカの口癖なんですね。本人はいい気なもので、キャンキャン吠えているが、ちゃんと過去のツイートが残っていた。これだけのネット社会では、賢明な人が過去の愚者ツイートを見つけ出せるのである。

 そんな愚者の話はどうでもいい。賢者の話をしよう。昨日、評論家の呉智英氏とお会いした。1時間ほど呉さんのお話をお聴きしたのだが、これがおもしろかった。西部邁さんなきあとは呉智英さんだと思った。
 こういう人が賢者であり、こういう人が政治家に増えてくるともう少し日本はまともになるんだけどなぁ。でも、呉さんが政治家になることは太陽が西から昇ってもありえない。そもそも賢者は政治家にはならないから(泣)。