子供のそばへ

 埼玉県東松山市の事件。川崎の多摩川河川敷で中学生が殺された事件とよく似ている。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6212340
 どちらも事件は不良たちが起こしている。おそらく地域では不良は目についたはずである。地域社会の崩壊で、生意気なガキを知っている大人たちは黙認をしてしまったのではないか。
 夕べ、テレビ東京の「アド街ック天国」で東京赤羽を取り上げていた。そこは小学校の正門からずっと飲み屋街が続いている。だから下校の時にはすでに酒飲みが集っていて、子供たちに声をかけたりするそうな。子供たちは衆人環視のもと、下校をするわけだ。大人達の目があること、大人達とのコミュニケーションがあること、これが子供たちをまともに育てていく基本だと思っている。家族だけではなく、近所の大人たちが子供たちとの距離をつめていくことが重要だ。

 そういった意味では安倍首相は子供の好きなキャラクターのマリオに扮してがんばった。子供たちとも日本国民とも距離を縮めることに成功した。
 ネットでは「もしこのタイミングで、民進党が与党、岡田さんが総理大臣だったら、リオオリンピックの閉会式のトーキョーショーで、マリオのコスプレをしただろうか」という疑問を投げかけていた人がいた。
 確かに、石部金吉の岡田さんならやらないし、やれない。冗談が通じない。