《「サザエさん」の中島君、「ドラえもん」の出木杉君…声優の白川澄子さん死去 ８０歳》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151127-00000523-san-ent
波平さんの声をやっていた永井一郎さんがお亡くなりになられ、フネさん役の麻生美代子さんも高齢を理由に降板された。そして中島君の声優の白川澄子さんも退場ということになる。昔から日曜の夜は「サザエさん」だったので、寂しいと言えば寂しい。
しかし、最近、「サザエさん」に違和感を持っていたことも確かだ。７月６日の日記
http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20150706/
にも「こちとらのメルクマールになってしまう」と書いた。世は無常である。こちとらは馬齢を重ねて 江戸期でいえば横丁の爺の年齢だ。それが番組を見ると、60年も昔から歳をとらない登場人物との差を明瞭に思い知らされる。だから、だんだんドラマを見るのがつらくなってきたということ。
よき昭和を代表するような国民的なマンガだが、これ以上現実と乖離をしていくようであれば、さっぱりと幕を引く潔さも必要ではないだろうか。それはそれで大きなメルクマールになって寂しさもこの上ないのだけれど。
