日本人ってすごいと思いましたぞ。
朝日新聞や毎日新聞、ニュースステーションやTBS系の報道番組などが「安倍談話」について否定的に扱っているにも関わらず、「評価する」と答えた人が「評価しない」を大きく上回っていた。アンチ安倍談話報道の洪水の中、きちんと見ている人が44.2%もいたとは、この国もまだまだ見捨てたものではない。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150816ddm002010039000c.html
談話発表の前日に鳩山由紀夫が土下座したでしょ。あの行為は外交的にとても不味いことで、「評価」をしたのはまさに中韓とサヨクだけだった。しかし、普通の日本人は、なんとなく嫌な感じを持った。それは当然のことで、時も場所も考えないみじめな土下座は日本人として恥ずべき行為と言っていい。あの鳩山土下座を「評価」ができた日本人は、もう一度、己の足元を見たほうがいい。
「サヨクの反戦」にしてもそうだ。「反省」「おわび」「徴兵制反対」と馬鹿の一つ覚えはもう止めよう。
どうして、悲惨な結果を招く戦争に突入していったのか、そこのところをしっかりと検証しなければ、「おわびをし続ければ戦争は起きない」とか「話し合いですべてが解決できる」なんていう夢幻に踊らされるだけだ。
戦争に至った経緯、なぜ戦争を選ばざるを得なかったのか、あるいはその時の戦争指導者はどういう人だったのか、例えば、山本五十六って本当に名将だったのか?とかきちんと勉強してモノを言っているのだろうか。
「とにかく戦争反対!」
「理由なんかよくわからないけど、徴兵制反対!」
それではなにも解決しないのである。
そういった意味から言えば、今回の「安倍談話」と、その前に出された「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会報告書」が近現代の歴史を押さえる意味で役に立つ。ぜひ、サヨクの皆様も、食わず嫌いをせずに読んでほしい。