大漁、サイン本

 昨日、仕事の帰りに市街地にある「BOOKOFF」に立ち寄る。どうだろう、小一時間もいただろうか。『新潮日本文学アルバム』などが何冊かあって、結局19冊を買った。
 8月5日の日記「いいこと」
http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20140805
でサイン本を見つけたことをうれしそうに書いている。「超能力じゃないけれど、おや?と思って手に取るとサイン本であることが多い」なんて言っていたでしょ。
 ところが昨日は、なんと一気に4冊のサイン本を見つけてしまったんですよ。
 吉田順『浅田真央さらなる高みへ』(Gakken)。
 假屋崎省吾『華麗なる花ことば』(MEDIAFACTORY)。
 西川右近『古いが面白い!』(文化創作出版)。
 飯塚伎『ビルメン賛歌 加藤勲と大成の歩み』(大成建設)。
である。
 最初のは「真央ちゃん本」。だから著者の吉田順さんのサインではなく真央ちゃんのサインが扉前の遊び紙に入っていた。ハートがやたら跳んでいて、いかにも真央ちゃんらしいサインだ。オジサンにはなにが描いてあるのかまったく理解できまへん(笑)。いくら「真央ちゃん本」でも、通常の棚にささっていたらまず手を出さない。これが100本のコーナーにあったので「おや?」と思って手に取った。値段を見れば710円である。なんだ、やっぱりこの手の本はまだ100円では出ないだろうなぁ……そう思って、棚に戻しかけた。その刹那、なにかが「表紙を開らけ」と囁く。天声に従いそのようにしたら、真央ちゃんのサインがあったというわけ(笑)。
 假屋崎省吾さんの本も普段は読まない。でも、なぜか手に取って扉前の遊び紙を確認する。そうするとサインがあるんですね〜。
 西川右近さんはほぼ確信のようなものがあった。「サインは必ずある」そう思って本を寛げると、毛筆で日付まで入ってある。
『ビルメン賛歌 加藤勲と大成の歩み』などは、「これにサインが書いてなければおかしい」くらいの自信をもって、書棚からむんずと引っ張り出した。そもそも大成建設の出版した自社本で、本の背に出版社名が入っていない。背文字にある「加藤勲」さんを存じ上げないが、大成建設の中ではかなり偉い人なんでしょうね。そうなるとサインが入っていることは必然と言ってもいい。
 やっぱり(ニンマリ)。遊び紙に「平成十三年五月 加藤勲」と毛筆で書いてある。そして謹呈状までが挿みこんであった。
 ううむ、ここまでくると超能力かも(爆笑)。