今度は共産党の区議がやらかしちまった。
http://mainichi.jp/select/news/20140716k0000m040142000c.html
どうもヒダリ系の人たちは、政策論議で追いつめられると、感情的になってしまう。己が主義主張の穴の中へはまり込んでいる人たちは、穴のまわりの意見に耳を傾けることはない。教義最優先のイデオロギー集団の恐ろしいところだ。たとえば「集団的自衛権」をとっても、ヒダリさんたちは字面で知っているだけで、現実や現場を知らない。事実上の軍隊である自衛隊を集団としては捉えているが、それが「個々の人間の集まりだ」というところまで想像が及ばないのである。金科玉条の「思想」がじゃまをして視野が広がらない。う〜ん、ある意味で悲劇だなぁ。
ヒダリ系9条信者の方々が目の仇にしている自衛隊にも個々の顔がある。ワシャは自衛隊員にいろいろ知り合いがいるので、自衛隊が個々の普通の人たちで構成されているということを知っている。酒好きな好青年の士官、ごつい顔のわりにシャイな1等陸曹、料理屋の番頭のように気働きをする陸士長……いろいろな若者がいて、それぞれが自分の責任と命と向き合って日々の訓練に励んでいる。そういったところまで意識を高めて集団的自衛権についても論議していくことが必要で、ただやみくもになんでも反対ではことは進まない。
コラムニストの勝谷誠彦さんの盟友宮島茂樹さんが集英社から2冊の写真集を出した。『国防男子』
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033088646&Action_id=121&Sza_id=A0
と『国防女子』
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033088647&Action_id=121&Sza_id=E2
である。登場するモデルはすべて現役自衛官である。男子も女子もごく普通に渋谷や新宿にいる若者で、『国防女子』の表紙を飾った海士長などメチャメチャ綺麗ですぞ。島田陽子の若かりし頃のような知的な美人ですな。
自衛隊というのはこういった若者が構成していて、こんな仕事を分担しながら、日本をたちの悪い外国から守ってくれているんだな……ということが暴言区議にも分かってもらえると思う。たまには己の主義主張から外へ踏み出して風景を見てみるのも大切だと思いますぞ。