攻撃ツールとしてのTPP

 TPPといっても一側面からだけの検証では心もとない。いろいろな切り口がある。例えばこれ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130918-00001510-yom-bus_all
《模倣品対策の強化は、ブランド品やコンテンツ(情報の内容)の輸出に積極的な日本と米国が交渉で主導したが、対策が遅れている中国をけん制する狙いもある。中国に配慮する必要のないTPP交渉で、アジアの貿易ルールが確立すれば、中国が従わざるを得なくなるとの見方がある。》
 これは、対支那中国の戦略としてはまことによろしい。こういった側面から、どんどんと攻めていけばいいのだ。それが、支那中国のいびつなシステムの是正になるだろうし、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130914-00000080-mai-cn
そのことが健全な人民を守る一助にもなる。ポルポト政権のカンボジアではないが、支那中国の地方政府では類似のリンチや虐殺が日常的に行われている。それもまともな人に対して。ナショナリズム支那中国を貶めようというのではない。自由を普通の感覚でとらえている健全な人々を救いたいということなのである。
 これなんかもそうでしょ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130919-00000002-asahik-int
《中国の国有企業幹部の男性が共産党の内部調査を受け、死亡する事件が起きた。不正摘発を専門とする党規律検査委員会が男性を「拷問」していた疑いが浮上。被告となった捜査担当者6人の初公判が17日にあった。めったに表に出ない「密室」の取り調べの実態が、法廷で明らかにされようとしている。》
 たまたま妻が、中国版ツイッター「微博」に投稿したことから表ざたになったが、今後は「微博」への投稿も体制側の締め付け対象になっていくに違いない。告発した妻の身にも当局の危険が及びそうだ。
 普通の人々を救うためにも、手を替え品を替え圧力をかけ続けることが重要なのだと思う。