亀田はまず親父を排除しろ

 12月7日に「亀田祭り」と称するボクシングの試合がある。その時に、亀田ジムサイドは「暴力団排除条例」に絡んで、暴力団排除に乗り出すという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111010-00000287-sph-fight
 ありゃま、ワシャは亀田ジムそのものが、暴力団だと思っておりましたぞ。
 口の利き方、相手への脅し方、趣味の悪いファッション、どう見ても一時代前のチンピラのような雰囲気ではあ〜りませんか。
 たまたま、『闘育論』(集英社)という亀田三兄弟の父親が書いたというお笑い本を持っている。その中にこんなフレーズがある。汚い文章をちょっと長めに引用するが、許してね。
《高速道路走ってもな、ケツあおられることなんかあるやん。興毅ら車に乗ってて「なんや、後ろの車、あおっとるやんか」とか、「いま、追い越した時、メンチ切られた」なんてことがあると、俺、運転しながら言うからな。
「興毅、あんなんはな、たいしたことあれへんからな。よう見とけ」
 って。ほんで、相手の車、停めさすねん。
「コラッ!なにさらしとんねん、オラー、出て来い!」
 だいたい、これだけで、車から出てこないから。
「窓、開けんかい、コラァ!」
 なかにはおるよ、車から出てくるのが。
「なんやねん、ええ、オラオラ、やったろうやないか」
 そうなったら、俺、高速道路でもケンカやるからな、ほんまに。》

 ね、高速道路でメンチ切られたという理由だけで、因縁をつけ、喧嘩するような人物が、果たして堅気と言えるだろうか。
 亀田三兄弟の父親である亀田史郎氏はルール違反をして、ボクシング界から追放されている。しかし、亀田ジムを実質的に動かし、ボクシング界に深く関わっているのだ。ルールを守らない。人を脅し、メンツのためには暴力まで辞さない、そんな人物が関わるジムが「暴力団排除条例」に則って、大阪府警とタッグを組み、ヤクザを完全シャットアウトするという。
 だったら、まず、親父を排除しなければいけない(笑)。

 今朝の新聞に、愛知県議会議員の資産公開が載っていた。こんなこと、まだやっていたんだ。こんなもの信用している県民なんていないって。土地、建物を持っていない県議が103人中36人もいるんだとさ。そんなもの全部家族名義にしているに決まっている。本人にはなにもないけれど家族の資産がど〜んとあるというわけ。建前だけのこんな報告はやるだけ無駄無駄。

 それよりも驚いたのが、県会議員で10期も11期もやっている御仁がいるということだわさ。10期といえば40年である。そんなに長くやっていて大丈夫かいな。なんと御年80歳の県議もおみえだ。県会議員というのはそんなにおいしい仕事なのか。地元には県議を張れる人材がまったくいないのだろうか。長くやり過ぎると地元の強面の人たちとも付き合いが増えちゃうんじゃないの。くれぐれも条例に引っ掛からないことをお祈りする(笑)。