昨日、NHKスペシャルの「クジラと生きる」が再放送されていた。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110522.html
クジラ料理好き、「シー・シェパード(S・S)」嫌いのワシャとしては不明を恥じなければならない。
まだ、あの危痴害どもが、和歌山県太地町のあたりでうろうろしていたのか。油断したわい。
それにしてもヤツらのやり方は汚い。わざと太地町の漁民に喧嘩をふっかけて、怒り出すのを待って、それを撮影する。太地町のクジラ漁の、仕留めるところだけをクローズアップして、「残酷だ!」と叫ぶ。その集大成があの天下の愚作「ザ・コーブ」というわけなのだ。
NHKはヤツらのやり口を冷静に映像化した。「逆ザ・コーブ」である。
Nスぺの映像を見るとよく判るのだが、とにかく危痴害々人どもは執拗に猟師に絡む。
「惨めなヤツらだ。負け犬め!」
「この頭の悪いバカモノめ」
「殺し屋、殺し屋、殺し屋」
「そんな惨めな仕事をしていて、子供に恥ずかしくいないのか」
こう言われて、若い猟師がいきり立つ。当然だよね、気の長〜いワシャだって怒りまっせ。
それを年長の漁師が止める。
「わしだって我慢しているんだ。おまえが我慢せんでどうする」
そう言われて、若い猟師は、冷静さを取り戻すのだが、それでも、カメラを持った害国人の女は「killer、killer、 killer」と言い続けている。
わざと怒らせているのだ。
この映像を見ていて、あることに思い当たった。今から十数年前の映像だ。「オウム真理教」がまだ健在だったころ、サティアン周辺や、都内の事務所周辺で、抗議をする住民に対して信者がビデオを回していたことがあったでしょ。あれと同じことを「S・S」はやっている。やはり狂信者というのは、洋の東西を問わないんだな。
彼らは口々に言う。
「クジラは高等な生物だ。知能もある。言語をも話し、家族制を持ち、文化を育んでいる。そんな動物を殺していいのか」
馬鹿を言うんじゃない。まず、それを科学的に証明してから戯言をほざけ。
危痴害どもはいいわさ。やつらは給料をもらって遊んでいるんだから。太地町に来て、漁民に嫌がらせをして、時には破壊工作をして捕まっても、給料は保障されいている。ポール・ワトソンなど10万ドル近い(それ以上かも)報酬を得ているという。他の危痴害どもだって推して知るべし。
かたや太地町の漁師さんたちは、生活がかかっている。危痴害どもの遊びに付き合っていては、その日から顎が干上がってしまう。
出漁しようとして、軽トラックで港に向かう若い猟師を十人ほどの白人が手に手にカメラを持って囲む。窓越しに札びらを見せ、あるいはそれで猟師の頬をはたいて、「これでクジラを解放しろ」とか言っている。必死に怒りを抑えている猟師は、見ていて可哀想だった。
結局、危痴害どもの妨害にあって、その日は漁に出られなかったという。
ワシャはとっくに「S・S」どもは太地町から撤収しているものと思っていたが、まだうろついていたんだね。この環境テロリストどもを一刻も早く日本から追い出さなければならない。