杞憂

 ワシャは弱い男だ。
 木曜日の夜、会社の宴席があって、そこでしこたま呑んだ。だから昨日の朝は完璧な二日酔い。でも、仕事の残務があって出勤した。こまめに水分補給したこともあって夕方には二日酔いから脱出する。めでたしめでたし。
 そんなこともあり、且つ土曜日(本日)に東京で開催されるセミナーの準備もあるので、さすがに夕べは酒を控えようということで、晩酌はやらなかった。
 そんなところに、このニュースが飛び込んできた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000007-jij-int
 おいおい、物騒な話ではないか。それに昨日の夜の段階では、落下予測地点に、福井、岐阜、愛知が含まれている。3200分の1などと言っているが、愛知県の確率はずいぶんと高くなる。衛星の破片に直撃される可能性は東京や大阪の人よりもワシャのほうが高いわけだ。まぁ直撃されれば、それも運命だから仕方がない。
 しかし、直撃されると死ぬ。死ねばもう晩酌など2度とできない。そう思ってしまった。そう思うと、もしかしたら「最期の酒」になるかもしれないので、午後11時ごろから晩酌をすることにした。
 意志の弱い男でしょ。

 虫のすだきを聞きながら、白波の湯割りを呑む。ほろほろと酔ってくる。
テレビでは落下してくる衛星の話ばかりだ。秒速10キロで落ちてくるのだそうな。そうすると厚い鉄板にすら穴が開くという。また、島根県かどこかで重さ6キロの隕石に直撃された人も登場していた。マスコミはなんでも楽しめるんだね。ご苦労様。

 そして今朝のニュース。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092401000048.html
 夜のうちに落ちているのかと思えば、まだだった。NASAの予測もいい加減なものだ。未来予測を外さない方法を勉強したほうがいい。