本当の隣人を見極めよう

 支那中国の温家宝首相が大震災の被災地を訪問するんだとさ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000091-jij-int
 来てもらってもねぇ。恩に着せられるだけのような気がしますぞ。「中国政府と中国人民の日本国民に対する深い同情」と言われても、支那では、日本人と聞くだけで、タクシーの乗車拒否をされるそうな。日本の食品は一切買わないというし、台湾からの支援隊が被災地に入ろうものならヘソを曲げて不快感をあらわにするような国の首相に上から目線で同情されてもねぇ。
 そんなことより、尖閣諸島の件で謝罪するのが先だろう。

 ロスケにしてもそうだ。当初はプーチン首相が同情的なことを口にしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000072-mai-int
 でも、2カ月もすれば、日本領土を実効支配するために《北方四島の防衛力強化を図ると同時に、日本からの返還要求をけん制》すると言い出した。どこが「親しい隣国」なのか。

 先の戦争で日本はアメリカとの総力戦に敗けた。しかし、敗けたからといって、すべて日本が「悪」であるということではない。ここでも何度も言ってきたが、「戦争」とは、国際紛争を解決するための外交上に一手段だということを忘れてはいけない。
 アメリカと戦争になったのには、双方に理由がある。支那中国との間に争いが生じたのにももちろん理由がある。
 だから一方的に日本が「悪」ではないのだ。このことを大前提にしなければ、この100年くらいの日本を含む極東での歴史を見誤る。

 とくに終戦後、ここは強調しておきますが、連合国との戦争が終結したのち、世紀の極悪スターリンが、日ソ不可侵条約を一方的に破り捨てて、戦いに敗れ降伏をしている日本に対して宣戦布告をして、満洲や、樺太や、千島にいた日本人を津波のように襲った。この、スターリンの悪逆非道の結果、北方領土ソ連に占領されたわけで、その点について、スターリンソ連には一片の正義も存在しない。
 日本歴史は大きな変革点を迎えている。もう北方領土は取り返しがつかないだろう。それは戦後永らく続けられた「怒らない外交」「屁たれ外交」「人類みな平和外交」の結果であることは論を俟たない。
 もう屁たれな過去には囚われず、新たな日本外交を目指そうではありませんか。ワシャが前々から言っている「海洋大アジア構想」である。日本、台湾、フィリッピンインドネシア、タイを中心としたインドシナ先の大戦後も、日本を尊敬して付き合ってくれるこれらの国々とまず仲良くしようではないか。そして、かつて世界の三大海軍国といわれた日本である。海洋アジア各国と手を携えて、西の大国に備えるのだ。
 21世紀は支那中華帝国ロシア帝国との戦いに明け暮れる世紀だと自覚したほうがいい。