立ち上がる自由の戦士たち その1

 いやー、今日の勝谷誠彦さんのメルマガは感動的だった。
 昨夜、東京恵比寿で、劉暁波さんのノーベル平和賞を祝う会があったそうだ。その会については11月15日に、やはり勝谷さんのメルマガ上で告知された。民主中国陣線日本支部北朝鮮難民救援基金などが主催したらしい。勝谷さん情報によれば、ウーアルカイシさん(天安門の勇士)もお見えになっていたとのこと。
 一般参加も可能だったようで、心底、行きたかった。しかし、平日の夜、東京開催では、日々のスケジュールに忙殺されている勤め人には無理な話だった。仕事などおっぽり投げて上京するという手もないではないが、それは社会人として許される行為ではない。泣く泣く祝賀会を諦めたわけだが、勝谷さんのメルマガでその様子を知るにつけ、「万難を排してでも行けばよかった」と後悔している。
 
 感動のメルマガで勝谷さんは言う。勝谷さんの発言に触れられない知人たちに現状を認識してもらうためでもあるので、長引きを許してもらおう。
 勝谷さんは、ウーアルカイシさん、脱北者支援をして中国で逮捕された加藤博さんと一堂に会し手を握り合ったことをこのように書いている。
《20年は長い。お互いに有為転変があった。ベトナム戦争の名特派員であった加藤さんは、私と一緒に東南アジアを中心にカバーしていたジャーナリストから、今や北朝鮮の人権救済の世界的なカリスマだ。私はといえば、こんなことになってしまっている。そしてウーアルカイシさんは台湾にあって、いまなお支那共産党の暴政から人びとをまもる活動の、これまたカリスマである。》
 勝谷さんは、この偶然の集光をこう断言する。
《この出会いを作ってくれたのは、まだ私や加藤さんも会ったこともない劉暁波先生なのだ!》
そして言う。 
《護らなければならない普遍的な価値観というものを抱いて闘うことの、なんとすばらしいことだろう。》
 嗚呼、恵比寿の雲集の中にワシャも身を置きたかった(泣)。
(下に続く)