菅政権は土下座。でも反日デモの拡大 その3

(上から続く)
 この国の炉心は溶けている。つい60年ほど前まで残っていた強さ、優しさ、素晴らしさは見る影もない。溶けた炉心を再構築するのには長い時間が掛かるだろう。その間、この国を愛する人々には臥薪嘗胆の歳月になるだろうが、それでもこの屋台骨の腐った国家をまともな国に戻していく努力をしなければならない。
 この国が100年で元に戻るだろうか。
 教育という国の根幹が腐っていては手の施しようがない。
 本来、国民を正しい方向に向かわせるべき報道機関も立ち枯れている。
教育とメディアの悪影響で国民の質はどんどん悪くなっている。20年ほど前に赤信号で交差点に突っ込んでくるのは暴走族と相場が決まっていたが、今や普通の買い物帰りのオバサンが携帯電話を掛けながら赤信号の交差点に突っ込んでくる。昨日もそんなオバサンに轢かれそうになった。一般のオバサンのモラルが暴走族のクソガキと大差なくなってきた証左である。

 この国を建てなおすのは生半可な作業ではない。この暴走オバサンのような種が明らかに増えているからである。この種は平然とこう言ってのけるだろう。
「楽しく生活ができるなら中国の属国でもいいんじゃな〜い」
「ところで属国ってなに?」
 ああ……政治家のレベルは国民のレベルに比例する。菅や仙谷を嗤っている場合ではない。誰かこの国を沈没から救う義士は出てこないか。

 あ、義士で思い出した。田母神さんがこんなことを言っていた。
忠臣蔵というのは、討ち入りの日から物語を読むと何が何だかわかりません。真珠湾攻撃も、12月8日から考えると、本質が見えてきません。その前に何があったのか、どういう経過があったのかを掴まなければ歴史を知ることにはなりません」

 田母神さん、時々いいことを言う。

 そうだ。12月8日に向けて「真珠湾前夜」の物語を読み込んでみますか。