(上にもあります)
今朝の朝日新聞に「中国発の偽物流通を防げ」という見出しがある。内容は、模倣品大国中国の「偽ブランド品」「違法コピー」「バッタモノ」「毒入り食品」「インチキ商品」などをどう取り締まっていくか、各国が悩んでいる。このために日米欧が中国を入れずに条約策定を目指す。中国を入れると町内会の打ち合わせにヤクザを入れるようなもので、まとまる話もまとまらないからだそうだ。う〜む、賢明な選択である。
考えてみれば、大本の政府自体が一党独裁共産主義に資本主義のパッケージで包んだ偽物である。
「政府が偽物で食っているんだ。なぜ、おれたちが偽物で金を儲けてはいけない?」
そう言いたくなる人民の気持ちも解からないではない。政府も偽物なら人民も偽物で食う。とするとね、あの人民解放軍だけが本物ってことになるんかいな。あの軍隊だって軍閥って噂もあるくらいだから本物かどうかはよ〜く見極めないといけないのでは?
6兆円を超す軍事予算といったって、金があるところに不正が発生するお国柄である。その6兆円にどれだけのシロアリがたかっていることか。そのままストレートに装備や兵器に回っていればいいが(日本にとってはよくないが)、そんなわけないじゃん。貪官汚吏が当たり前なのだ。人が不正を働いて得をしているのを黙って見過ごすわけがない。それが漢人のメンタリティーである。外見は大きくて恐ろしそうに見えるが、屋台骨はシロアリに食い荒らされてぼろぼろになっているのではないか。