拝金主義というおぞましいもの

(上にもあります)
《「111歳」自宅でミイラ化》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100729-00000652-san-soci
 30年以上も遺体と暮らしていたわけだ。当初は臭いもきつかったろう。それでも金が欲しいのかね。81歳の長女、83歳のその夫、53歳の孫、充分に分別があっていい年齢だが、金には代えられなかったということか。「死を喰らうものども」の気色悪さはいかばかりであろう。

 朝日新聞の社会面には《故人の維持員席茶屋が保有・販売》という見出しがおどっている。維持員が死亡した場合、本来は協会に変換するのがルールらしいが、生きていることにして茶屋が死んだ維持員になりすまして寄付をして席を確保するのだそうな。これも「死を喰らうものども」だな。

 こういう恥じも外聞ない輩が増殖している。日本も強弩の末か……。