現実と対峙した大臣 その1

 偉い!
 見直しましたぞ、千葉法相。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100728-00000542-san-soci
 昨日は「現実が見えていない」などと言ってごめんちゃい。見えていなかったのはワシャでした。
《立法政策論としての(個人的な)考え方と、国務大臣としての責任は別問題だと千葉さんも認識している。》
 死刑廃止論者としてつとに有名な千葉さんだが、執行機関の長としての責務を全うした。慎重に検討し、そして執行し、責任者として見届けるところまでしたという。う〜む、見事な仕事だ。
 これに対して現実が見えていない連中が抗議を始めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100728-00000121-jij-pol
 寝癖ジジイがこんなことを言っている。
「死刑をすべきではないという信念を変えるのであれば、考え方が変わったと国民に説明しないといけない」
 この爺さま、なにを言っているのかよく解らない。これは民主党の枝野幹事長の言う「個人的な考え方と法務大臣としての責任は別」のほうが理解しやすい。
 自民党の大島幹事長は、「違和感を覚える」そうだ。ワシャは知っているぞ。自民党の愛知12区の杉浦正健法務大臣になったにも関わらず、自らの宗教を縦にして、死刑執行命令書に一切サインをしなかった。だったら端から法務大臣を受けるなよ。ワシャはよっぽど杉浦大臣に違和感を覚えるわい。
(下に続く)