バカを戴き故郷滅ぶ

 人口が2万3千人というから、ほとんどの住人が顔見知りだろう。そんな小さな自治体がバカを選んでしまったために大混乱に陥っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100413-00000227-yom-pol
 支持派が不信任を提出するなんて話は聞いたことがない。策士を気取っているのか、バカ市長は住民の迷惑も顧みず、ただひたすら反対派潰しに躍起になっているだけだ。
 報道陣がいるからと議会に出席しなかったり、幹部職員を出席させなかったり、市長派の市議を遅刻させたり、思いつきで議員の人気投票をしてみたり、やっていることが子どもじみている。当初は、議会を痛烈に批判する正義の首長というような評価も出ていたが、単なる協調性のないわがままな首長でしかなかった。
 竹原市長の言っていることがすべて正しいとしても、市政の混乱は、絶対に住民の利にはならない。彼が心から阿久根市民の幸福を願うならば、ある程度は議会と折り合っていかなければならないだろう。
 このあたりの機微が、独裁者の元自衛官には解らないんだろうね。

 混乱が阿久根市に留まっているならばそれでいい。阿久根市民がどんなバカを選ぼうとも、その責任を負うのは阿久根市民であるから。
 しかし、そのバカが障害者に対して心ない言葉を投げつけたり、あろうことか皇統に対し、浅薄な知識で誹謗中傷するなど言語道断である。
 日本全国1800自治体で、こんなバカなことをしている首長はいない。議会とも市民とも協調しながら、丁寧な市政運営をしている。それが顔の見える地方自治であり、市民協働である。
 お子ちゃま革命をめざす阿久根市長はが日本全国から笑われているぞ。それだけならまだいい。延いては阿久根市民が全国から笑われることになる。それでいいのか。