地球温暖化のまやかし

 早朝、暗い書庫(物置ともいう)にこもってパソコンに向かっているわけだが、4月に入っても足下には電気ストーブが点いている。もちろん寒いからだ。今朝あたりはまだいいけれど、数日前は、2月下旬のような感じだった。このために春野菜の値段が高騰しているという。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002852646.shtml
 地球は温暖化しているんじゃなかったでしたっけ。それなのに寒くなるとはこれいかに。なんて、揚げ足取りをするつもりはない。ただ、地球全体の気候は、単純な数式では括れない複雑なもので、いくつもの要因が重なって、暖かくなったり、寒くなったりするものだということなのである。これを単純にCO2のみで括ろうとするから、いろいろなところで矛盾や破綻が生じる。賢明な地球物理学者たちは、「地球温暖化懐疑論」の誤謬を指摘している。
 ワシャが尊敬している識者たちも疑義を呈し始めた。
 コラムニストの勝谷誠彦さんも、「この春は寒い」と前置きをしてこう言っている。
《地球は温暖化しているはずなのにどうしちゃったのかな〜(嘲)。温暖化を防ぐために私たちの税金やモノを買う時に払ったカネがじゃぶじゃぶとつぎ込まれている。環境を食い物にする利権屋のふところに。》
 精神科医で作家の和田秀樹さんは「本日はひどく寒い。本当に温暖化が進んでいるのかと疑いたくなってしまう」と緒言し、こう続けている。
《温暖化で40年後に2億人死ぬかもしれないとのことだが、現在、飢餓で死ぬ可能性のある人間は10億人と言われているという。一つ確実に言えることは、寒冷化のほうが、食べ物の不作のリスクが大きくなる。》

 そのとおり!寒ければキャベツなど食料が不作になり、暖かくCO2が沢山あって温暖な気候が続けば、植物は生い茂る。つまり、食料の確保も容易になるということなのだ。
 なんで、こんな単純なことが解らないのだろう。

「地球全体の気候は解明されていないことが多く、単純な数式では1年後の予測さえ困難である」
「寒いところでは食料はつくれない」
「植物が成長するのにCO2は不可欠である」

 あなたは「温暖化」がいいですか。それとも「寒冷化」がいいですか。