いつまで経っても……

 2004年の3月に出先の施設から呼び戻されて、防災のプロジェクトチームに配属することとなった。そこで天災に振り回されつつ4年を過ごす。当初は3人だけで灰神楽が立つような大騒ぎをしていたような記憶がある。
 3人で始まったプロジェクトは、4年後に8人まで増員され、社の防災にも目処が立った頃、辞令が出て、「こんどは環境をやってくれ」ということになった。ようやく防災が面白くなり始めたのに……。
 そのあたりのことは、2年前の日記をごらんいただきたい。
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20080328
 当時、我社は「環境」に力を入れはじめていた。しかし、環境の部局がうまく機能していなかった。人事部長から「新プロジェクトを立ち上げる。てこ入れをしろ」という命令を受けて、課長補佐のワシャと係長が投入された。元気のいい2人を投入したということで担当者は1名減となっていた。
 配属してみれば、仕事は山ほどあり、その上、途中から職員が倒れてしまい実質2名減での船出となった。思い出しても大変だったなぁ。
 それから2年、あちこちから優秀なスタッフを集めて、強力な部隊をつくり、環境事業を表舞台に出すことができたと自負している。
 さて、これでラクができるわい、と思ったのも束の間で、今度は企画部門への異動を命ぜられた。
 また賽の河原の石積みを一からやるのかよ……。
 こういった時に頼りになるのが、日垣隆さんの2冊の著書である。
『折れそうな心の鍛え方』(幻冬舎新書
ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)
 この本を読んでいると心がすーっと軽くなるから不思議だ。

 四の五の言ってもしようがないので、気楽に考えて進んでいくしかない。失敗したって命まで取られるわけでもあるまい。皆さ〜ん、応援してくださいね。