がんばれよ自民党

 昨日、自民党の党大会があった。
http://www.jimin.jp/jimin/daily/10_01/24/220124b.shtml
 司会が小泉進次郎丸川珠代だったとさ。そして「美人過ぎる市議」の藤川優里八戸市議も壇上で檄をとばしていたが、少し化粧が濃すぎるのう。まぁそれはいいけれども、それにしても爺さん連中は壇上に登らず、若さを前面に出した党大会だった。でもね、会場にはチラホラ爺さんが見受けられた。ちゃんと居るんじゃないのぉ(笑)。
 その党大会で楽天イーグルスの元監督の野村さんがいい挨拶をしていた。
「負けに不思議の負けなし。負けて反省はするけど、勝っても反省しない。そこが皆さんの落とし穴があったんじゃないか」
 ここにきて自民党はまだこんなことを言っている。
「厚化粧市議の藤川さんを参院選に担ぎ出す」
 負けに不思議の負けなし。負けても反省しないのか自民党。そんな色物の候補者を選んでどうする。すだれのようなつけまつ毛にクレオパトラのようなアイシャドー、この女の容姿に対する自意識の高さがプンプン臭うわい。民主党には蓮舫議員のような実力派の女性も出てきている。マスコットガールは小渕優子リンだけでいいんじゃないの。
 2009年、利権談合が常態化した老害政党の自民党は国民にノーを突きつけられた。しかし、残念なことに地域利権に担ぎ上げられ老害政治家たちの多くが生き残ってしまった。これら旧態勢力との決別が自民党再生の鍵だと思うのだが、この「患部」を切り捨てられなかったところが自民党の宿痾といっていい。
 しょせん小泉進次郎の登用も美人過ぎる(プッ)藤川市議の立候補も背後に自民党の古びた浅知恵が見え隠れする。

 日本には健全な保守政党が絶対に必要である。
「見知らぬものよりも慣れ親しんだものを、試みられたことのないものより試みられたものを、神秘よりも事実を、可能なものより現実のものを、無制限のものよりも限度あるものを、遠いものよりも近くにあるものを、有り余るものより足るだけのものを、完璧なものよりも重宝なものを、理想郷における至福よりも現在の笑いを好む保守主義が必要である」
 と、英国の思想家マイケル・オークショットが言っている。
 日本の国柄を守っていくためにも、健全な政治を根付かせるためにも、健全な保守政党の再生は必要だと思っている。