国政選挙を見る

 田舎の選挙の話ばかりだったので、国政のほうにも目を向けたい。とはいいながら、やはり地方の選挙にも関わってくるんだけどね。

《補選全敗の立憲、執行部責任論出ず 「落選候補、維新に流れぬよう」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/eda890a4d6fed34390d5e586a0b51d910b1105ac

 記事を見てみよう。

立憲民主党は25日、衆参五つの補欠選挙後初めて幹部が集まる常任幹事会で、公認候補を擁立した3補選で全敗に終わった結果を議論した。全議員の意見を聴く場を設けるよう求める意見が出た一方、泉健太代表ら党執行部の責任を問う声は上がらなかった。》

 そりゃそうだわさ。泉代表の責任というよりも、立憲民主党の凋落の結果なのだから、代表一人に押し付けるのはいかがなものか。責任があるのは、民主党の頃から、マヌケな党運営をしてきた患部・執行部に帰結するものであり、鳩山由紀夫以下、菅直人小沢一郎、枝野、蓮舫、辻元、最近で言えばコニタンとかの連帯責任なのだ。

 泉代表など、上記の連中に比べれば小者小者・・・コニタンは超小者でしたね(笑)。しかし、コニタン、今回の大敗北のトリガーを引いたという意味では、小者とはいえ一級の敗戦責任がある。「東大出てもバカはバカ」を身を持って証明してしまった。

 さて、この国政での大敗北は地方選にも影響が出ている。立憲民主党幹部の衆議院議員が全面的に応援した候補者が惨敗した。38人の候補者中10番目に若く、スラリとした容姿で、どう考えても落ちそうもない候補だったんですよ。それが、後半の統一地方選直前にコニタンがスカタンこいてしまったので、あえなく泡沫候補の仲間入りをしたということ。「立憲民主党推薦」と明示しなければ悠々で当選を果たしていたでしょうね。

 とはいえ自民党も衆参5補選で4勝1敗とはいえ、けして楽観できる状況にはない。

《二階氏、支援者に何も語らず事務所去る 和歌山1区で自民候補が敗北》

https://news.yahoo.co.jp/articles/57b0368b3b9d3287e28b4146721eed0b21d91adc

 二階王国の一角が崩れた。そりゃそうだろ。まもなく習近平のところに朝貢しに行く親中派のドン、それも84歳のジジイをまともな保守が応援すると思っているところが呆けている。有権者はバカじゃない。ジジイが消えていれば、世耕参院幹事長だけで闘えば勝っていた。このあたりの老害・中害が自民党の宿痾ということに気が付けよ。

 亡くなられた安倍晋三さんが、二階俊博を評して「自民党で最も政治技術を持った方」と言われたそうだが、2Fが全面支援した徳島県知事選挙で負け、そして今回も敗北している。もう限界だと思うよ。老害を晒す前に、もう充分に晒しているけど、早々に引退したほうがいい。

 千葉5区である。

《英利アルフィヤ氏に当選証書 「身が引き締まる思い」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/49a8b98ae043db5ec685f26ccc7c8a3eec991cac

 親中派の巨魁コオロギ太郎氏が推したために、いろいろな問題点を指摘され苦戦した人物である。ワシャもどちらかと言えば懐疑的に見ているのだが、ブログなどを読むと支那ウイグル政策には批判的な色合いもある。ぜひ、ウイグル人初の国会議員なので、高市早苗さんなどと連携してウイグルジェノサイドを追及してもらいたいものだ。