外国人との共生 その2

(上から続く)
 国道1号側の信号が黄色になった。南米系外国人の運転はあらい。彼らはワシャと同様に左折をしてくるわけだが、どういう動きをするか読めないので、ここは慎重に対応しようと決めた。だって、接触でもしたら、ヤツら、保険に入っていないことも多いのでぶつけられ損ということもままある。剣呑剣呑。
 国道1号の車両が停まった。ワシャの方の信号が青くなった。ワシャは左の軽自動車に注意しながらそろりとアクセルを踏んだ。もちろんウインカーは左に出ている。
 その時だ。左車線の前の軽自動車が急発進すると、ワシャと動きはじめていたワシャの右側の直進車、右折車の3台の鼻っ面をかすめて、反対車線に大きくUターンしたのである。1番右側にいたワゴン車は急ブレーキを踏んでいた。ワシャの左側にいる2台目の軽自動車も右のウインカーを点滅させて、交差点に進入しようとしていた。すでに交差点内には他の車両が進入し始めている。これは危険だ。ワシャの流星号に被害が出るかもしれないが(ちょっと自慢しています)、急発進して2台目の軽自動車の前に出て、その車の進行を止めた。そして、軽自動車の外国人運転手を睨んで、左手を何度も突き出して、左折するように指示した。外国人の軽自動車は、頭を押さえらているのでどうしようもない。何事か車内で喚いていたが、ワシャの顔が恐かったので、諦めて大人しく左折していった。
 一つ間違えれば大事故につながるこのケースは、けっしてレアなものではない。観察しているとちょくちょく外国人の無謀な運転を目にする。浜松で死亡事故を起こしたブラジル人が母国に逃げ帰ったっていう事件もあったでしょ。小さなところから言えば「ごみ出しのルール」から、大きなところでは「犯罪者の隠匿」まで、西三河のあちこちにできつつある外国人街はかなり懸案だ。
愛知県警は「摘発から転換、共生」って生ぬるいことを言っているが、犯罪行為に対しては「断固たる摘発、強制」でいいと思う。