温暖化はウソ その1

 ほらほら、ゴアさんの言説が怪しくなってきましたぞ(冷笑)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000522-yom-int
《公開されたデータの中には、フィル・ジョーンズ同大享受が、気温の低下傾向を隠すため「トリックを終えた」と米国の研究者に送信したメールなのが含まれ……》
 くどいぐらい繰り返すが「気温の低下傾向を隠すため」ということなのである。「低下傾向」ってなんのことなのでしょう。ずばり「寒冷化」のことなんですな。
 アル・ゴアらの言う、CO2の上昇が温暖化の主要因だとするなら、中国、インド、ブラジルなどがガンガンCO2を増産している現状で、地球の気温が下がるわけがない。ところが現実に気温の上昇は止まって、あろうことか低下し始めている。これはCO2の上昇が気温の上昇に対してまったく影響していないということで、むしろ他に気候の変動の要因があるということを示している。
 地球物理学の権威、赤祖父俊一教授は、このスクープが報じられるずっと以前から「地球温暖化は詐欺だ」と主張してこられた。
「温暖化や気候変動を扱う分野は、学問として非常に若く分からないことが多い」
IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)のレポートには重大な誤りがある」
 赤祖父教授の言われたとおり「重大な誤まり」が人為的に存在したわけだ。

 その昔、久米宏が「ニュースステーション」の中で所沢のほうれん草について大騒ぎした「ダイオキシン騒動」てのがあったでしょ。あの騒ぎのおかげで日本全国から小型焼却炉が消え、自治体は莫大な費用を掛けて焼却施設に「ダイオキシン対策」を施した。
 あのぉ……久米宏の騒ぎの前も後も、「ダイオキシン」が原因で死んだという人をワシャは知らないんですけど。
 2001年版の『現代用語の基礎知識』にはこう書かれていた。
《史上最強の毒物といわれる。(中略)皮膚障害、内臓障害、発がん性、催奇形性と多様かつ、強力である。ベトナム戦争当時、「枯葉作戦」としてアメリカ軍がジャングルに散布した》
 ところが、2009年版ではかなり控えめな表現になっている。
《塩素の場所によって、生物に対する毒性がかなり異なる》
《発がん性、内分泌撹乱性などがあるとされている》
 そして、2010年版からは、ついに「ダイオキシン」という項目が消えてしまった。何の根拠もないバカ騒ぎが一つの結末を迎えたといっていいだろう。
(下に続く)