一難去ってまた一難 その1

 昨日、地元で開催された大きなフォーラムか滞りなく終了した。我社の主催だっただけに、関係社員はこの1ヵ月休日返上で頑張った。
 ワシャの分担は、社のトップの基調講演の準備と、開会宣言、閉会挨拶などの起草だった。なにしろ全国から関係団体のトップが多数集まってくるので手が抜けない。作っては上層部に相談し、ケチをつけられてまた作るという作業が延々と続いた。それでも、それだけなら大したことはない。基調講演といっても小一時間のことだ。パワーポイントで40コマ、原稿だってA4用紙で20ページくらいのものだから、コンテンツさえしっかりと組み立てておけば、社長室と重役室の間を行ったり来たりする手間だけの話でどうにかなる(といいながら大変だったけどね)。
 負担になったのは、二日目の事例報告発表がワシャのところにお鉢が回ってきたことだった。部下にやらせようかとも思ったのだが、皆、それぞれに仕事をたくさん抱えている。それに関係団体の発表者のリストを見れば、役職者がずらりと並んでいる。これはワシャがやらざるをえない、ということで、二つのシナリオを平行して作る羽目になった。
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20091123
 11月23日に「わーいわーい」と喜んでいるのは、この自分用のパワーポイントが出来たからだった。ここで祝杯をあげたのだったが、これが甘かった。
 ワシャのプレゼンは完璧だった。正味25分、笑いあり涙ありのお客さまに充分楽しんでいただける内容になっている。「どうだ!」とばかりに、スケジュール管理の部下にみせた。
(下に続く)