アル・ゴアの嘘つき その1

 このニュースを見ていただきたい。
http://news.ameba.jp/webhon/2009/11/49378.html
 その著書『不都合な真実』で世界じゅうの善良な人々を脅しまくり、ノーベル平和賞まで受賞したアル・ゴアは、実は金儲けのためにやっていたのでした。チャンチャン。
 ということだったのだ。
 ワシャも環境関連の仕事をしている都合で、『不都合な真実』を購入しましたがな。2800円もしましたぞ。読んでみて、すぐに内容のない空疎なプロパガンダ本であることがわかった。本の中にデータらしいデータは示されず、ショッキングな写真ばかりをつかって大きな活字で印象操作をしている。例えばこんなんだ。
 見開き2ページを全部使った「ハリケーンカトリーナ」の衛星写真。その左肩に白抜きの40ポイントほどの活字でこう脅す。
《海水温が上がると、暴風雨の勢力が強まる。2004年のフロリダは、4つもの並はずれて強烈なハリケーンに襲われた。》
 ええ、確かにそうでした。でもね、それは2004年だけの話だった。それ以降、カトリーナに匹敵するハリケーンアメリカを襲ったという話は聞かない。
 同じ年に、日本も頻繁に台風の上陸があった。アル・ゴアと気脈を通じる環境原理主義者は、そのことをもって地球温暖化の脅威を声高に騙ってきた。でもね、2004年以来、台風らしい台風といえば先月愛知県に上陸した台風18号くらいでしょ。実は日本もアメリカも2004年以降、台風の大きな被害は出ていない。
 つまり、『不都合な真実』に書いてある「温暖化が進むとハリケーンの頻度も増える」という印象操作は「嘘」なのであるごあ。
(下に続く)