なりふり構わず その1

 このところ北朝鮮があせっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091012-00000622-yom-int
 9日には親北朝鮮の新聞の朝日新聞が「中朝国境でサリン検出」と一面で報じたばかりだ。
 核をちらつかせたり、サリンを流してみたり、ミサイルをぶっ放してみたり、いろいろお忙しいことですな。「150日死ぬ気でがんばれ」という闇雲な経済政策が失敗に終わり、「もう100日死ぬ気でがんばれ」と言われてもねえ。国民の間には厭戦気分が蔓延している。これに不作が重なった。飢饉といってもいい状態かもしれない。経済的に独裁政権はかなり危険な水域に入ってきたということなんだろう。
 将軍様は中国の温家宝首相の前で「朝鮮半島の非核化」を口にした。それが5日のことだ。その後にサリンとミサイルである。
「中国の手前、核を手放すかもしれない。しかし、サリンとミサイルがあるから充分に日本を攻撃できるんだぞ」
 と脅しているのだ。やれやれ。
(下に続く)