口では大坂の城も建つ

 昨日、仕事が終わったのは午前0時少し前だった。それから帰宅して寝床にもぐりこんだのは、午前1時だった。ホンの一時間前まで喧々諤々だったのだから、早々寝られるものではない。でも気がついたが朝だった。
 今朝の朝日新聞1面。
《ミサイル4発10分以内か》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000102-asahi-int
 その内の3発が日本の排他的経済水域に撃ち込まれた。「落下した」ではないでしょ。「撃ち込まれた」でしょ!政府は「北朝鮮に対し厳重に抗議を行うとともに強く批判した」って、もうそのレベルの話ではない。マレーシアの暗殺事件を見ても、抗議・批判をしても彼の国には何の効果も出ないことは明らか。実の兄を殺害できる人物が赤の他人の他民族を抹殺することになんの躊躇があろうか。
 核弾頭はできている。ミサイルの精度・パワーはアップし、日本列島はすべて射程範囲だ。いつあなたの頭上に北朝鮮のダサいミサイルが飛来してもおかしくない。
「航空機や船舶への影響は確認されていない」
ってそりゃないでしょ。あと300kmで秋田県男鹿半島は爆撃されていたわけだ。つまり核爆弾は日本の玄関先まで討ち込まれている。それを許していいのか。許してはいないのだろう。抗議と批判はした。これを犬の遠吠えという。そんなもの北朝鮮に効くかよ。カエルの面に小便、馬の耳に念仏ほどの効果もあるまい。
 米韓軍事演習に抗議した行動だったとしても、討ち込まれたのは日本である。銃口を向けられたのは日本国民である。だったらさ、口撃南下している間に飛来するミサイルを公海上でさっさと撃ち落としましょうや。撃ち落とせない実力だとしたら、それでは国民が守れない。実力がないということを国民の前に公にして、国民を守るため、北朝鮮の核爆弾が日本に着弾する前に対処する方法を探る。そし撃ち落とすための実力行使をしなければ国民の生命財産は守れない。
 軍靴の音が聞こえる〜とか、右傾化とかいう話ではないのである。正しく日本を防衛するということなのだ。
 近所の犯罪者が住んでいて、目の前で家族に危害が加えられれば、家長たるもの毅然と反撃すべきである。娘が犯されそうになっている時に口撃をするばかりでは家族に見捨てられるのがオチだ。
 繰り返す。落す実力があるならば、日本海上空で落とす。落す実力がないのなら、その実力を早急に身に付ける。もちろん国民を説得しての上で。
 癖の悪いガキは手を叩かないと躾けにならない。諺にもある「口では大坂の城も建つ」と。