ソ連、支那に流される

 朝日新聞は「朝日(ちょうにち)親善新聞」だから期待などしていないのだが、それにしてもひどい。ネットのあちこちで言われているので、あらためて書くこともないのだけれど。先週末の朝日誘患である……わざとです。「素粒子」が愚劣だ。
《シリアと同じだと言いたいか。北朝鮮がミサイルにサリンを載せられると首相。だから何が欲しい、何がしたい。》
 ソ流支、おまえが何を言いたい?何がしたい?
 言ってやろう。首相発言にケチをつけることで、反日勢力を利し、北朝鮮を正当化したいのである。愚かなるかな「ちょうにちゆうかん」。
 そもそも北朝鮮のミサイル開発は、核弾頭を載せるギリギリまで開発が進んでいるんだ。サリンを詰めたカプセルなど軽々と首都圏まで運ぶだろう。そういうことを言ったのである。このことに対して「だから何が欲しい?」って言いぐさはなかろう。でも、あえて首相が欲しがっているものを言えば「国民の安全」であり「安全対策を進めたい」ということに尽きる。

 某医院でのこと。ワシャは体中がガタピシきているので、あちこちの医者に通っている。某日、ある部位の調子が悪かったので休みを取って午前中に出かけた。医院の待合室は空いていた。それにけっこう広いので、他の患者との距離が程よくとれて快適だ。診察を終えて雑誌を読んでいると、「■○@▼◇☆☆〜◎▲□××」と喚くような声がする。チラッと見ると、スリランカかなぁ、バングラデシュかなぁ、なにしろインド系に見える夫婦が5歳の少年を連れていた。年齢はなんで判るかというと、看護婦さんが「坊やいくつかなぁ?」と尋ね、子供は答えず、父親が「5歳でしゅ」と言っていたのを聞いたからである。
 それはいい。インドの人でも、ベトナムの人でも、日本で働いて生活しているのだから、スーパーで会おうが、医院で会おうがそれはそれでいいん。
 しかし、ダメなものはダメだ。雑誌を読んでいたら、ドタドタという気配がする。顔を上げると、ワシャの前にある円形の十人掛けくらいの堅めのソファーの上でその子が遊んでいる。土足である。外人夫婦はそれを関知せずに何かを話しては笑っている。
 しようがないなぁ。奥の手を出すか。ワシャは思いきり気を吸い込んで丹田にためた。そして口を開け少しすぼめる。そして、土足でソファーに乗るその子に向かって「喝!」を飛ばした。ワシャの声は直進性がいい。それとともに丹田から出た空気の塊が子供に突き当たる。その圧力にその子はハッとしてワシャを見た。ワシャは恐い顔をつくってギリギリと睨んだ。あまりの形相にその子はあわててソファーから下りたのだった。いい子じゃないか。
 インド系の両親は会計を済ませて子供を誘って乗用車でさっさと帰ってしまった。しかし、手を引かれる子供はワシャのことが気になって仕方がないようで、チラチラとなんども振り返っていた。もちろんその時は穏やかな顔で見送っていますぞ。「もともとの顔が恐い」と言われれば反論できませんが。

 叱るときは叱る。厳しく接するときは厳しくする。ルールを破っている国を同列に語って何が悪い。