「NO!設楽ダム」ッスの大予言 その1

 注:タイトルに「設楽ダム」という名称がはいっていますが、今日の日記には「設楽ダム」の話は出てきません。単に語呂合せに使っただけです。

 さて、大予言。
「谷垣さんが総裁になった段階で、国政における自民党の復活はなくなる」
 あえて「だろう」はつけなかった。この予言は確信に近いからである。

 昨日の朝日新聞を見よ。3面に3段ぶちぬきで森喜朗元首相のインタビューが載っている。それも大きな顔写真入りでだ。
インタビュアーが聞く。
「自民が大敗したのはなぜか?」
森ドンは答える。
「総理がいとも簡単に代わった」
「総裁や幹事長を非難することにも抵抗がなくなった」
「解散直前には、総理を引きおろすための批判がずいぶん出た」
 それで国民に見放されたと言っている。それもあるだろう。しかし、あんた、自分自身の反省はどこにあるんだ。
インタビュアー「総裁選では脱派閥を訴える声がでていますが」
森ドンが喚く。
「派閥がいらないという若い議員は、派閥を出ていけ」
「だいたい若い奴らは『派閥が悪い』だの『年よりはいらない』だの偉そうなことをこきやがって。河野太郎なんか世襲じゃないか。ハンディもらってのし上がってきた典型的な政治家だ。自分のことは棚にあげて言いたい放題、やりたい放題だ」
 あれれ、森ドンも地方政治家の世襲議員ですよね。
インタビュアー「自民党小泉改革の総括ができませんでしたが」
森ドンがほざく。
「小泉さんは方針は示したが、あとは役人に任せた。これが国民の怒りを集めた」
 えええ、小泉さんだけの責任ですか?チェダーチーズを干からびたチーズだと思って愚痴をこぼしていたおバカなフィクサーの責任はないんかいな。
インタビュアー「党再生のために、どうしたらいいでしょうか」
森ドンはほくそえむ。
「相手がミスするのを待つ」
 そんなんが再建案かいな!
(下に続く)