(上から続く)
自民党の古稀越えのジジイを紹介しよう。
森喜朗(72)、加藤絋一(70)、保利耕輔(74)、与謝野肇(71)、二階俊博(70)、伊吹文明(71)、大野功統(73)、福田康夫(73)以上衆議院。
泉信也(72)、加納時男(75)、南野千恵子(73)、中川義雄(71)、伊達忠一(70)、市川一朗(72)、河合常則(72)、松村龍二(72)、若林正俊(75)松田岩夫(72)、浅野勝人(71)、谷川秀善(75)、青木幹雄(75)、吉村剛太郎(70)、木村仁(75)、加冶屋義人(71)以上参議院。
この連中は、亀の甲より年の功にも関わらず自民党崩壊を押し止められなかった責任をとって総ざらい辞職でいい。その代わりに片山さつき、木原誠二、佐藤ゆかりあたりを復帰させてやればずいぶん風通しがよくなる。
上記の3人のほかにも、「若手がいるぞ!」と書きたくて、9月1日の新聞に掲載された「全国の開票結果」の落選議員のリストに自民の優秀な若手組を探した。くまなく探したのだが、めぼしいのは上記3人くらいであとは屁のツッパリにもならないような連中ばかりだ。橋本岳、中山泰秀、丹羽秀樹、赤城徳彦……おいおい、世襲の腑抜けばっかりじゃん。本当に自民党は末期的様相を呈しているぞよ。なんまいだ〜なんまいだ〜チーン。
そうそう、政治評論家の福岡政行が「TVタックル」でまた阿呆を露呈した。自民党衆議院議員の平沢勝栄が自民党の現状を憂いて「森さんは辞めたほうがいい」というような発言をした。そしたら、福岡がこうからんだ。
「小選挙区で勝った人間を辞めろと言うのはいかがなものか?」と言いやがった。 この阿呆な評論家が言っていることこそが日本の政治を悪化させてきた元凶に他ならない。「みそぎ」というやつだ。どんな失政をしても、あるいは悪事を働いても、次の選挙で有権者が選べば、過去のことは帳消しにしてしまう。これで性悪な政治家がどれだけ救われたことか。
小選挙区で勝ったって、たまたまものの悪い有権者が多かったというだけのことで、森喜朗が日本という国に対して与えた不利益は消えるものではない。自らが潔く引くだけの器量がないなら、周囲が「おまえはバカだから議員を辞したほうがいい」と言ってやるのが、お国のためではないか。