自民の癌 その2

(上から続く)
 それにしても森喜朗、器量の狭いジジイだな。地元でのゴルフコンペに参加した森は下手ゆえに順位が低く、女性司会者が「某国会議員」と配慮して紹介した。出てこなくてもいいのに賞品のプレゼンテーターとしてトドが登場したきたので、今度は「森喜朗先生」と紹介した。それだけのことで、べつに怒ることでもないのだが、狭量トドは、
「けしからんですよ。非常に不愉快だったね。来年の司会はないと思ってください」って、お前、何様のつもりだ。ああ、森様か。なんの力もない司会者を万座の中で恫喝して何がおもしろいのか。
 器量の狭さの露呈では、衆院選の当選のときもそうだった。当選の万歳からマスコミを閉め出して(地元の新聞社だけは入れた)支援者だけで盛りあがったそうだ。これがこの男の本質である。自分さえよければいい、地元さえよければいい、こんな男が自民党を仕切っていたのである。そりゃ潰れるわなぁ。
 日本の子どもたちが真珠湾アメリカの潜水艦に殺されたときに、「あ、そう」と肯いただけで呑気にゴルフを続けたこの男、反省してヘタクソなゴルフをやめたのかと思っていたがまだやっていたんだね。
 なぜ石川2区の有権者はこの愚物を落とさなかったのだろうか。自民党のことを考えると、そのことが返す返す残念でならない。