誰か森を黙らせろ その1

 森喜朗だけは当選させてはいけなかった。この国がこれから二大政党制で健全な国家を造っていくためにも、この老害だけは排除しておくべきだった。この無能な男が権力の座に就いて以来、どれほどの国益を損じたことか。この男が総理在任中の度重なる不手際もそうだったし、小泉退陣後の政界ダッチロールはすべて森を中心とする老害どものせいと言っても過言ではない。
 石川2区でこの夜郎自大な男を支援した有権者は、この国に対してどう責任を取るつもりか。石川2区のドブのフタさえ修繕できればそれでいいのか。見てみろ。民主の新人候補に4,000票差まで詰め寄られ、辛うじて勝ちを拾ったことを、鮫の脳味噌はすっかり忘れてしまっている。自民完敗のトップの戦犯であるということすら自覚してないバカは、また偉そうなことを口走りはじめた。
 中堅・若手が「森や青木幹雄が総裁選を主導して惨敗した」と批判したことに対してこう言っている。
「不満、愚痴だけを言わないで、まず自分の理想を掲げてみろ」
「森、青木の野郎が(舛添厚労相の立候補)を潰したと言っているが、私が放り出せと言ったのではない」
「党の諸君は『親の心子知らずだ』。文句を言っていないでおれを呼べ」
自民党は人材が多いという期待を国民に与えなければならない」
「年寄りをばかにしては、のけ者にしてはいけない。だてに当選回数を重ねていない。それだけの知恵も持っている」
(下に続く)