日本にはリーダーがいないかも

 儒教経書『大学』にこうある。
「衆を得れば、則ち国を得、衆を失えば、則ち国を失う」
 為政者が多くの人民の心をとらえることができれば、国家を思い通りに動かすことができ、反対に人民の支持を失えば国家は機能しないということだ。
 支持率が14%、不支持率が70%を超えるような麻生首相は、国民から「NO」を突きつけられている。しかし、ノーテンキな面の皮の厚い麻生さんは、そのことに気づこうともしない。麻生首相から衆は離れてしまった。衆が離れた以上、麻生首班では国政は動かせない。100年に1度の危機だというなら、一刻も速く「衆を失った」為政者は退場するべきだろう。
 堕ちたリーダーは夕べもホテルオークラのバーで3時間を超す宴会だ。ホテルから官邸まで直線距離で400mである。目と鼻の先のホテルでわざわざ安倍元首相、菅選対副委員長、甘利行革担当大臣と打ち合わせと称した宴会をしなくても、国民の税金でつくった立派な官邸を使えよ。