「蒟蒻畑」製造中止

 今、冷蔵庫で冷やした「蒟蒻畑」の白桃を食べながら日記を書いている。美味い。ミニカップのフタにも「吸いこまずに底をつまみ押し出しよくかんでお召しあがりください」と書いてあるじゃないか。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081008k0000m040170000c.html
 それでも製造中止になってしまう。残念だ。

 ワシャにはかわいい姪っ子がいる。近所に住んでいる小学2年生のメイちゃんだ。先日、メイちゃんが我が家にやってきたので、一緒に「蒟蒻畑」を食べた。小学2年生でもワシャはちゃんと食べ方を指導しましたぞ。
「このフタをはがすでしょ、そしたらね、ミニカップの下を指で挟んで、そうそう、ギューって力を入れてごらん、ゼリーが出てくるでしょ。それを少しずつかじってたべるんだ。あわてて食べてはいけないよ。あわてると喉につまって大変なことになるからね。蒟蒻畑を食べるこつは、ゆっくりと食べることなんだ」
 メイちゃんは、言われたとおりにゆっくりと食べたので喉に詰めなかった。
蒟蒻畑」を食べながら、メイちゃんとオジさんはこんな話をしたんだ。
「この間、遠足に行ったのよ」
「どこへ行ったの?」
 と尋ねると、
「鹿児島の水族館」
 とすまし顔で答える。
「げっ!鹿児島に遠足?最近の小学生はリッチだのう」
 と、オジさんは驚きかけたが、ちょっと待っておくんなせい。愛知県から鹿児島に遠足とはいくら何でも遠すぎる。
「ホントに鹿児島なのかにゃ?」
 と優しく問い詰めると、
「えーっと、カゴシマじゃなくて、タケシマだった」
 な〜んだ、オジさんはほっとしましたぞ。愛知県蒲郡市竹島水族館というのがあるんですな。そこへメイちゃんは行ったのだった。タケシマとカゴシマを間違えるとはとぼけたメイちゃんだ。やれやれ。

蒟蒻畑」が製造中止になると、こんな楽しい思い出もつくれなくなってしまいまんがな。どないしてくれんねん!

 因みに窒息の原因となる食品の中で「こんにゃくゼリー」は9番目である。上位8食品もすべて製造を中止するんだろうか?