こんにゃくゼリーについて

 もうあちこちで良識のある人たちが発言しているので、ワシャなんかの出る幕ではないが、マンナンライフの「蒟蒻畑」とくに白桃のファンであることから、是非、意見表明だけはしておこうと思い立った。
 それにしても何なんだ、この馬鹿政党は?
http://www5.sdp.or.jp/comment/2008/moushiire081001.htm
こんにゃくゼリーで窒息死事故が生じるたびに、警鐘を鳴らしてきたでしょ。どうして発売中止にしないの!」
 党首のテレビでの発言同様にヒステリックな文面だ。この党が「ダメだ」と言い出したから、その反対が正しいと思えてしまう。
蒟蒻畑」のパッケージの裏に書いてある。
《!警告 ・お子様や高齢者の方は、のどに詰まるおそれがありますので食べないでください。》
 製造者は「食べるな」と言っている。「食べるな」と書いてあるものをなぜ2歳にも満たない幼児に食べさせたのか。裏書では見落とすこともあるよね。だから、パッケージの表にも苦しんでいる子どもと老人の絵入りで《お子様や高齢者の方はたべないでください》と、くどいほど書いてある。
 ワシャの息子たちも「蒟蒻畑」が好きでよく食べたものだ。でも、さすがに2歳の時には与えなかった。見るからに喉に詰まりそうなので避けていたのだ。与え出したのは幼稚園にはいるころからだろう。そして、「よく噛んで食べなさい」とか「ゆっくり食べなさい」という注意は常にしていた。そのお蔭かどうかは判らないが、何百個食べても喉に詰めなかった。

 その息子が1歳の頃に置いてあったタバコを口に入れたことがあった。大あわてで口を洗浄して事無きを得たが、タバコのパッケージのどこにも「食べるな」と書いてなかったのだ。では、ワシャはJTを訴えたかというと、もちろんそんなことするわけがない。
 生きていくということは、日常的にいろいろなリスクを負っていかなければならないということだ。河豚に中って死ぬ歌舞伎役者もいれば、酒を飲み過ぎて肝硬変で死ぬタレントもいる。チョコレートでも一度に10キロも食えば死ぬ。でも、誰も水産会社を訴えないし、酒造メーカーに賠償を求めたりしない。みんな自己責任でやっているのだ。凍らせて弾力が増してしまったこんにゃくゼリーをパッケージの注意書きを読まずに、1歳児に与えてしまった。その子は噛まずに飲み込んだ。運が悪かったとしか言いようがない。

 以上の理由で、ワシャは製造者に責任はないと思っている。