鬼畜への処遇 その1

 昨年の8月24日午後10時、名古屋市千種区の路上で31歳の女性が、クズ男3人に強盗目的で拉致され殺害された事件、いわゆる「闇サイト殺人事件」のことである。25日に名古屋地裁で初公判があった。3人のクズは裁判官の前では取り敢えず神妙な面持ちをしていたそうだが、接見をした記者の話によれば、まったく反省の様子は見られなかったという。そんなものでしょうね。
 犯人たちの不遜な態度、殺害方法の冷酷さなどから厳刑を求める署名が28万人を超えているという。「鬼畜許すまじ」という善良な人々の声が発露している。でもね、現在の裁判官様には、おそらく「死刑」は出せない。裁判官様には「死刑判決」の相場というものがあって「1人」の殺害では無期懲役がいいところだ。無期懲役なら15年も真面目に務め上げれば、仮釈放がとれ娑婆の空気を吸うことができる。一番若いクズが32歳だから47〜48歳で社会復帰だ。充分に余生を楽しめる年齢やん!
 お母さんと娘さんが手を取り合って真面目に生きてきた。その小さな幸福を踏みにじっておいて、その犯人は国民の税金で長々と管理され健康体で出所してくる。その後も人権に守られて何十年も生きていく。これって何処か狂っていないだろうか。
(下に続く)